【2027年版】雪まつりと小樽雪あかりの路を両方|重なる6日間と宿の選び方

小樽雪あかりの路の夜。雪をかぶった運河沿いの石造倉庫群と、遊歩道に並ぶスノーキャンドル モデルコース

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情報確認日: 2026年9月29日(両イベントの公式サイト・JR北海道の時刻検索で確認)

さっぽろ雪まつりと小樽雪あかりの路は、どちらも2月に開かれる冬の北海道を代表するイベントです。2027年は会期が6日間重なることが公式発表で確定しており、1回の旅で両方を見られます。ただ、両方とも見どころが夜に寄っているため、「夜をどちらの街で過ごし、どちらへ戻るか」を先に決めないと、宿の場所も日程も決まりません。

この記事では、重なる6日間の曜日と、札幌⇔小樽のJRの所要時間・夜の戻り列車をもとに、札幌泊・小樽泊・分泊のどれが自分に合うかを判断できるように整理します。「宿をいつ予約するか」「取れないときの代替策」はさっぽろ雪まつりのホテルはいつ予約?取れないときの代替策で詳しく扱っているので、あわせて参考にしてください。

小樽雪あかりの路の夜。雪をかぶった運河沿いの石造倉庫群と、遊歩道に並ぶスノーキャンドル
小樽雪あかりの路の運河会場。雪化粧した石造倉庫の前にスノーキャンドルが並ぶ(2014年撮影)(Photo: t-konno / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons)

結論:目的別おすすめ早見表

先に結論です。雪まつりの夜の大通会場と、雪あかりの路の夜の運河を両方ともゆっくり見たいなら分泊、移動の手間を減らしたいなら札幌連泊が基本です。

泊まり方 向いている人 雪まつりの夜 雪あかりの路の夜 夜の移動
札幌に連泊 初めての北海道・荷物を動かしたくない人 ホテルから歩くか地下鉄ですぐ 見終わったらJRで約45分かけて札幌へ戻る 小樽から札幌へ戻る1回
札幌1泊+小樽1泊 両方の夜を時間を気にせず楽しみたい人 札幌泊の日に見る 小樽泊の日に見る なし(昼に荷物ごと移動)
小樽に泊まる 札幌の宿が取れない人・小樽の街を主役にしたい人 見終わったらJRで小樽へ戻る 宿から歩いて行ける 札幌から小樽へ戻る1回
夜のさっぽろ雪まつり大通会場。ライトアップされた寺院をかたどった大雪像と見物客のシルエット(第64回)
さっぽろ雪まつり・大通会場の夜の大雪像(2013年・第64回)(Photo: t-konno / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons)

札幌⇔小樽のJRは、片道の運賃が大人800円です(2026年9月29日にJR北海道の時刻・運賃検索で確認)。札幌連泊と分泊なら札幌⇔小樽の移動は1往復ぶん(1,600円)で、違いは「夜に移動するか、昼に移動するか」です。小樽に泊まって雪まつりへ往復する場合は、空港との行き来も小樽発着になるぶん移動が増えます。

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2027年の日程:両方見られるのは2月6日〜11日の6日間

2027年の会期は、2つの公式発表で次のとおり確定しています。

これを1日ずつ並べると、両方が開催されている日は次のとおりです。

日付 さっぽろ雪まつり 小樽雪あかりの路 メモ
2月4日(木) ○(初日) - 雪まつりのみ
2月5日(金) ○ - 雪まつりのみ
2月6日(土) ○ ○(初日) ここから重なる
2月7日(日) ○ ○ 週末
2月8日(月) ○ ○ 平日の夜
2月9日(火) ○ ○ 平日の夜
2月10日(水) ○ ○ 平日の夜・祝日の前夜
2月11日(木・祝) ○(最終日) ○ 重なる最終日
2月12日(金) - ○ 雪あかりの路のみ
2月13日(土) - ○(最終日) 雪あかりの路のみ
雪あかりの路開催中の小樽運河。水面に浮かぶキャンドルの灯りと運河沿いの倉庫・ホテルの明かり
雪あかりの路の期間中は、小樽運河の水面にもキャンドルが浮かぶ(2009年撮影)(Photo: 欅 / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons)

重なるのは2月6日(土)〜11日(木・祝)の6日間で、そのうち平日の夜は8日(月)〜10日(水)の3晩です。なお、雪まつりの翌日からの2月12日(金)〜14日(日)には、特別連携行事「さっぽろスノースポーツパーク2027」が大和ハウス プレミストドーム会場で予定されています(上記の雪まつり公式発表より)。

ちなみに2026年の雪あかりの路(第28回)は、日程を決めた際に「さっぽろ雪まつりの開催期間と一部を重ね、集客を見込むため」と実行委員会が説明していました(出典:小樽雪あかりの路 公式サイト 2025年6月3日)。2027年も同じく一部が重なる日程になっています。また、旭川冬まつり2027も2月6日(土)〜11日(木・祝)の開催が発表されており(旭川冬まつり公式)、この6日間は北海道の主要な冬まつりが一度に重なる時期です。

選び方の基準:夜をどちらで過ごすかで決める

基準1:どちらのイベントも「見どころは夕方から」

2027年の雪あかりの路の点灯時間・会場はまだ発表されていません。参考までに、2026年は17:00〜21:00と観光協会の会場レポートで案内されており(おたるぽーたる 2026年2月7日の運河会場レポート)、会場は運河会場・手宮線会場・小樽芸術村会場・天狗山会場などでした(公式サイト「会場について」)。

雪あかりの路の運河会場。雪の壁に埋め込まれたスノーキャンドルが続く運河沿いの遊歩道を歩く人々
運河沿いの遊歩道に続くスノーキャンドル。灯りがともるのは夕方から(Photo: t-konno / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons)

一方の雪まつりも、2026年は毎日17時半以降に大通会場の大雪像でプロジェクションマッピングが行われました(出典:2026さっぽろ雪まつり開催結果)。つまり、両方とも「夜が本番」になりやすく、同じ日の夜に両方を見ることは現実的ではありません。1晩目は札幌、2晩目は小樽というように、夜を1つずつ割り当てるのが基本の組み方です。

さっぽろ雪まつり大通会場の大雪像に映し出されたカラフルなプロジェクションマッピング(第65回)
大通会場の大雪像を彩るプロジェクションマッピング(2014年・第65回)(Photo: t-konno / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons)

基準2:小樽から札幌へ戻る列車の時刻

札幌に泊まって雪あかりの路を見に行く場合は、帰りの列車が行動の上限になります。21時台に小樽を出ても22時台には札幌へ戻れる本数があります。冬は雪で列車が遅れたり運休したりすることがあるので、最終列車を前提にした計画にはしないのが安全です。

基準3:土曜と祝日は混雑を前提にする

2026年の雪まつりの開催結果では、大通会場について「7日(土)は終日天候が良く非常に多くの来場者で賑わい」と記録されています。来場者数は大通会場192.6万人・つどーむ会場61.3万人、すすきの会場は137.8万人でした(いずれも2026年の公式発表)。2027年の重なる6日間には土曜(2月6日)・日曜(2月7日)・祝日(2月11日)が含まれるので、夜の会場をゆったり歩きたい人は8日(月)〜10日(水)の平日の夜を狙うのが1つの考え方です。

夜のさっぽろ雪まつり大通会場で、ライトアップされた大雪像の前に集まる見物客(第64回)
夜の大雪像の前に集まる見物客。土曜・祝日の夜は特に混み合う(Photo: t-konno / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons)

札幌⇔小樽のJR:所要時間・運賃・夜の戻り列車

2026年9月29日にJR北海道の時刻・運賃検索で、2026年10月の平日と土曜を検索した結果です。2027年2月の時刻は変わる可能性があるので、乗車日が近づいたら同じ検索で必ず確認してください。

区間・列車 所要時間 運賃(大人・片道) 補足
札幌→小樽 快速エアポート 約34〜41分 800円 自由席は追加料金なし。指定席は別に1,000円
札幌⇔小樽 普通列車 約45〜47分 800円 ICカードの運賃も800円
雪の小樽駅ホームに停車するJR北海道の普通列車(733系と721系の併結・札幌方面行き)
小樽駅に停車する普通列車(733系+721系)。普通列車でも札幌まで約45分(Photo: Associate professor / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons)

夜に小樽を出て札幌へ戻る列車(21時以降・札幌行き方面)は、検索した平日・土曜とも次の5本でした。

小樽発 札幌着 行き先
21:16 22:03 岩見沢行
21:37 22:24 滝川行
21:59 22:44 苫小牧行
22:31 23:17 札幌行
23:08 23:53 岩見沢行(検索上の最終)
雪の積もった夜の小樽駅ホーム。「おたる」の駅名標とレトロな屋根
雪の夜の小樽駅ホーム。帰りの列車は乗る時刻を決めてから会場を回りたい(Photo: 663highland / CC BY 2.5 / Wikimedia Commons)

2026年並みに21時まで点灯すると仮定すれば、21時台の列車で22時台に札幌へ戻る流れが組めます。小樽の街歩きそのものの見どころは小樽運河の日帰り観光モデルコースで紹介しているので、昼から小樽に入る人は参考にしてください。

泊まり方のおすすめ3選

1. 札幌に連泊し、小樽へは夕方から往復する

特徴:宿を1か所にまとめられるので、荷物を持ったまま移動する日がありません。雪まつりの夜は札幌のホテルから会場へすぐ出られ、小樽の日は夕方に快速エアポートで向かい、夜の列車で戻ります。雪まつりの3会場の位置関係と、会場まで歩ける宿の選び方はさっぽろ雪まつり会場まで歩けるホテル8選にまとめています。

こんな人向け:初めて冬の北海道へ行く人、子ども連れで荷物が多い人、2泊以上を同じホテルで過ごしたい人。ただし小樽からの帰りは夜の移動になるので、雪あかりの路の滞在時間は帰りの列車から逆算してください。

雪の残る冬の札幌の並木道。並木の先にさっぽろテレビ塔が見える
冬の札幌の大通り。並木の先にさっぽろテレビ塔が立つ(Photo: Saya Azeem / Pexels)

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2. 札幌1泊+小樽1泊の分泊にする

特徴:両方の夜を、終電を気にせずに過ごせる組み方です。たとえば1日目の夜に札幌で雪まつりを見て、2日目の昼に小樽へ移動して雪あかりの路を見て小樽に泊まる、という流れです。移動は昼の1回だけで、JRの運賃は片道800円で済みます。

こんな人向け:両イベントとも夜に時間をかけたい人、写真を撮りたい人、札幌と小樽で宿の雰囲気を変えたい人。宿を2か所押さえる必要があるので、札幌側が混む土曜を避け、札幌泊を平日の夜(2月8日〜10日)に置くと日付の選択肢が広がります。

夕暮れの小樽運河沿い。ガス灯と雪の中に並ぶスノーキャンドル、灯りを見に訪れた人々
夕暮れの運河会場。明るいうちに着くと、灯りがともっていく様子も見られる(Photo: t-konno / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons)

3. 小樽に泊まり、雪まつりは昼〜夜に札幌へ往復する

特徴:雪まつりの期間は札幌の宿の需要が集中するので、札幌で希望の宿が見つからないときの受け皿になります。雪あかりの路は宿から歩いて出かけられ、雪まつりへは札幌へ往復します。雪まつりの夜のプロジェクションマッピングまで見る場合は、帰りが札幌発の夜の列車になる点に注意してください。

こんな人向け:札幌の宿が取れなかった人、小樽の街並みや食事を旅の主役にしたい人。さらに、雪まつりが終わった2月12日(金)・13日(土)も雪あかりの路は続くので、「2月11日まで札幌で雪まつり→12日から小樽へ移る」と後ろにずらす組み方もできます。札幌の宿が取れない場合の日程・エリアのずらし方全般は雪まつりのホテルが取れないときの代替策で解説しています。

月明かりの下、雪化粧した小樽運河の石造倉庫と運河沿いに灯るスノーキャンドル
月夜の小樽運河と石造倉庫。小樽に泊まれば帰りの列車を気にせず歩ける(2014年撮影)(Photo: t-konno / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons)

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モデルコース:6日間への当てはめ方

2泊3日を当てはめた例です(右の例は、重なる期間の最終日から雪あかりの路の会期末まで)。列車の時刻は2026年10月時点の検索結果にもとづく目安です。

日程 平日の夜を使う分泊(例:2月8日〜10日) 札幌に泊まらない(例:2月11日〜13日)
1日目 札幌着。昼は大通会場、夜はプロジェクションマッピング。札幌泊 札幌着。雪まつり最終日(祝日)の会場を昼に見て、夕方に小樽へ。夜は雪あかりの路。小樽泊
2日目 昼に札幌の残りの会場を見て、午後に快速エアポートで小樽へ。夜は雪あかりの路。小樽泊 昼は小樽の街歩き。夜は前日に回りきれなかった会場へ(2026年は運河・手宮線など複数会場)。小樽泊
3日目 午前に小樽の街歩き。札幌経由で空港へ 雪あかりの路の最終日(2月13日)の朝に小樽を出て、札幌経由で空港へ

右側の例は、雪まつりを最終日の昼に見て、会期後も続く雪あかりの路に夜を2晩あてる組み方です。札幌に1泊もしないので、札幌の宿探しで苦戦したときの選択肢になります。雪まつり最終日の終了時刻は2027年の発表を確認してから計画してください。

小樽・天狗山の雪原に並ぶ色とりどりのスノーキャンドルとライトアップされた木、奥に小樽の夜景
天狗山の山頂付近に設けられた会場(2014年撮影)。眼下に小樽の夜景が広がる(Photo: t-konno / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons)

予約前のよくある質問

Q. 2027年の小樽雪あかりの路の点灯時間と会場は決まっていますか?

A. 2026年9月29日時点で公式に出ているのは「2月6日〜13日に開催」という日程だけで、点灯時間・会場は「詳細は決まり次第お知らせ」とされています。2026年は17:00〜21:00で、運河会場・手宮線会場などが会場でした。最新情報はおたるぽーたると小樽雪あかりの路 公式サイトで確認してください。

Q. 1日で雪まつりと雪あかりの路の両方を回れますか?

A. 昼に雪まつりの雪像を見て、夕方に小樽へ移動し、夜に雪あかりの路を見ることは可能です。札幌⇔小樽はJRで約34〜47分です。ただし雪まつりの夜のプロジェクションマッピング(2026年は17時半以降)と雪あかりの路の夜を同じ日に両方見るのは時間的に厳しいので、夜を2晩に分けるほうが満足度は上がります。

Q. 札幌泊と小樽泊、どちらが安いですか?

A. 宿泊料金は日付・宿・部屋タイプ・予約のタイミングで大きく変わるため、どちらが安いとは言い切れません。同じ日付・同じ人数で、札幌と小樽の一覧を並べて見比べるのが確実です。どの予約サイトで探すかの考え方は北海道の宿・ホテル予約サイト比較を参考にしてください。移動費は、札幌連泊・分泊なら札幌⇔小樽の1往復(大人1,600円)が目安です。小樽に泊まって雪まつりへ往復する場合は、札幌⇔小樽の往復に加えて空港との移動も小樽発着になるため、そのぶん高くなります(運賃は乗車日にJR北海道の時刻・運賃検索で確認してください)。

まとめ:夜を1つずつ割り当てて宿の場所を決める

  • 2027年は2月6日(土)〜11日(木・祝)の6日間、雪まつりと雪あかりの路が両方開催される
  • どちらも夜が本番なので、夜を1晩ずつ割り当てる。移動を減らすなら札幌連泊、両方の夜を楽しむなら分泊
  • 札幌の宿が取れないときは、小樽泊や「雪まつり最終日から小樽へ移る」日程が選択肢になる
  • JRの運賃は片道800円、夜の戻りは21時台の列車で22時台に札幌着(2026年10月時点の時刻)。2027年2月の時刻は直前に再確認する

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