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結論:北海道行きの航空券は「予約が開いた日」に押さえるのが基本
北海道行きの航空券を安く買いたいなら、まず覚えるべき数字は「360」と「355」の2つだけです。
- JAL(日本航空)……搭乗日の360日前 0:00(日本時間)から予約開始
- ANA(全日本空輸)……搭乗日の355日前 9:00(日本時間)から予約開始
この2つの時刻が、その便で一番安い区分の運賃を買える最初のチャンスです。割引率の高い運賃は座席数が限られているため、予約が開いた直後がもっとも席を確保しやすく、埋まるにつれて上位の(高い)運賃区分しか残らなくなっていきます。「セールを待つ」より「発売日に押さえる」ほうが結果的に安く済むケースが多いのは、この仕組みがあるからです。
そして意外に知られていないのが、新千歳・函館・旭川・釧路・女満別など、北海道のどの空港でもこのルールは同じだという点です。路線ごとに発売日を分ける設定は存在しません。「新千歳は人気路線だから発売が特別」といったことはないので、行き先で身構える必要はありません。

目的別・いつ動くべきかの早見表
| あなたの状況 | 動くタイミング | 買い方の目安 |
|---|---|---|
| 旅行日が1年近く先まで確定している(記念日・帰省・連休狙い) | JALは360日前0:00/ANAは355日前9:00に照準 | 航空会社の公式サイトで直接。時刻ちょうどにアクセスする |
| 日程は決まったが半年〜3か月先 | 思い立った時点ですぐ | 比較サイトで各社を横断チェック → 安い便を押さえる |
| お盆・年末年始・GWなど繁忙期 | 発売日当日が実質のスタートライン | 公式サイト直予約が確実。宿も同時に動く |
| 宿もまだ決めていない | いつでも | 航空券+宿のセット(ダイナミックパッケージ)と別々買いを両方見積もる |
| 日程を動かせる/直前でもよい | セールや空席状況を見ながら | 比較サイトで日付をずらして検索。ただし直前は高くなりやすい |
日程が固まっているなら、まずは航空券+宿のセット料金と、航空券・宿を別々に買った場合の合計を並べて見比べてみてください。北海道は移動距離が長く宿泊数も伸びやすいため、セットのほうが総額で有利になることが珍しくありません。
その情報、古いかもしれません:「先得」も「スーパーバリュー」もすでにありません
「北海道 航空券 安い時期」で検索すると、いまだに「先得」「スーパーバリュー」という運賃名で解説している記事が大量に出てきます。しかしこの2つは、いずれもすでに廃止された運賃名です。この名前で予約画面を探しても見つからないので注意してください。

JALの現行運賃:フレックス/セイバー/スペシャルセイバー
かつて「先得」と呼ばれていた早期購入型の割引運賃は、2023年4月12日搭乗分をもって廃止されました。現在のJAL国内線は、大きく次の3区分に整理されています。
- フレックス……予約の変更に柔軟に対応できる区分。運賃は高め
- セイバー……中間の区分
- スペシャルセイバー……もっとも割引率が高い区分。座席数限定
早く予約して安く買うなら狙うのはスペシャルセイバーです。この運賃の予約可能期間は搭乗日の360日前0:00から28日前まで(設定によっては45日前・55日前・75日前までの区分もあります)。つまり「早すぎて買えない」だけでなく「遅すぎて買えない」タイミングもある、という点は押さえておきたいところです。詳細はJAL公式の国内線航空券のご予約ページで確認できます。
ANAの現行運賃:シンプル/スタンダード/フレックス
ANA側も同様です。長く親しまれた早期購入型の割引運賃「スーパーバリュー」は、2026年5月19日搭乗分をもって廃止されました。現在のANA国内線運賃は次の3区分です。
- シンプル……変更不可・割引率の高い区分
- スタンダード……中間の区分
- フレックス……変更に柔軟な区分
予約開始は搭乗日の355日前9:00から。JALより5日遅いスタートになります。詳しい取り扱いはANA公式の国内線予約案内に記載があります。
ここが本記事でもっとも強調したいポイントです。旧名称のまま解説している記事の「安く買う手順」は、そのままでは再現できません。運賃の呼び名だけでなく、変更・取消の条件も改定に合わせて変わります。予約直前には必ず公式サイトの現行条件を見てください。
どちらの会社で飛ぶか決めかねている場合は、両社の同一日程・同一時間帯を並べて空席と運賃区分を見比べるのが確実です。往路と復路で会社を分けても構いません。
【逆算表】北海道行き航空券は何月何日から予約できるのか
国内線の航空券は、セールを待つよりも「予約が開いた瞬間に押さえる」ほうが安く買えることが多くあります。JALは搭乗日の360日前0:00、ANAは搭乗日の355日前9:00に予約が開きます。新千歳・函館・旭川・釧路・女満別など、北海道のどの空港でもこのルールは同じです。
| 搭乗する月 | JALの予約開始日(0:00〜) | ANAの予約開始日(9:00〜) |
|---|---|---|
| 2027年8月 | 2026年8月6日(木) | 2026年8月11日(火) |
| 2027年9月 | 2026年9月6日(日) | 2026年9月11日(金) |
| 2027年10月 | 2026年10月6日(火) | 2026年10月11日(日) |
| 2027年11月 | 2026年11月6日(金) | 2026年11月11日(水) |
| 2027年12月 | 2026年12月6日(日) | 2026年12月11日(金) |
| 2028年1月 | 2027年1月6日(水) | 2027年1月11日(月) |
| 2028年2月 | 2027年2月6日(土) | 2027年2月11日(木) |
| 2028年3月 | 2027年3月7日(日) | 2027年3月12日(金) |
| 2028年4月 | 2027年4月7日(水) | 2027年4月12日(月) |
| 2028年5月 | 2027年5月7日(金) | 2027年5月12日(水) |
| 2028年6月 | 2027年6月7日(月) | 2027年6月12日(土) |
| 2028年7月 | 2027年7月7日(水) | 2027年7月12日(月) |
表に示したのは「その月の1日ぶんの予約が開く日」です。翌日以降は1日ずつ順に開いていくため、月の後半に乗る場合は予約開始日もその日数ぶん後ろにずれます。
予約開始のタイミングはJAL・ANA両社の公式案内に基づいています(JAL: 搭乗日の360日前0:00/ANA: 搭乗日の355日前9:00)。JMBダイヤモンド・JGCプレミア会員は361日前22:00から予約できます。ANAの上級会員向け先行予約は2025年2月3日予約分で終了しました。
セール運賃や割引運賃は設定席数に限りがあります。また、割引率の高い運賃ほど取消手数料が高く設定されています。金額だけでなく取消条件も確認してから申し込んでください。
この表の作成日: 2026-08-04
2027年7月以前の搭乗分については、すでに予約受付が始まっています。表の期間より手前の日程を検討している方は、待たずにいま空席と運賃を確認してしまうのが得策です。
自分の搭乗日から予約開始日を計算する方法

表にない日付は、次の引き算をするだけで求められます。
- JAL……搭乗日から360日を引いた日の 0:00
- ANA……搭乗日から355日を引いた日の 9:00
注意したいのがJALの「0:00」です。これはその日の始まりの深夜0時、つまり体感としては「前日の夜が明けた瞬間」です。カレンダーの日付だけ見て朝から動くと、人気日は出遅れます。一方ANAは9:00スタートなので、始業前の時間帯にPCを開いておくのが現実的です。
また、予約は1日ずつローリングで開いていきます。たとえば8月10日搭乗分は、8月1日搭乗分の予約開始日から9日後に開きます。「まとめて一斉に発売される」わけではないので、往路と復路で予約解禁日がずれることもあります。連泊する旅程では復路の解禁日のほうが後になるため、往路だけ先に押さえて復路を取り逃す、という事故に気をつけてください。
上級会員はもう少し早く予約できる
JMBダイヤモンド・JGCプレミア会員は、361日前22:00から予約できます。一般の360日前0:00より2時間だけ早いスタートです。
一方、ANAの上級会員向け先行予約は2025年2月3日予約分をもって終了しています。「上級会員だから先に取れるはず」と構えていると空振りするので、こちらも古い情報が残っている論点です。
早く予約する以外に、航空券代を下げる方法
セールは「不定期」。当てにして日程を空けておくのは非効率
各社とも期間限定の割引運賃を出すことがありますが、実施時期も対象路線も毎回異なり、事前に公表される定例スケジュールはありません。「毎年◯月にセールがある」と書いてある記事を見かけても、それを前提に旅行日を空けたまま待つのはおすすめできません。特に繁忙期は、待っている間に安い区分から売り切れていきます。

現実的な付き合い方は、公式サイトのお知らせページとメールマガジンを購読しておき、出たら反応するという受け身の姿勢です。JAL公式サイト・ANA公式サイトのトップページに掲載されます。
なお、セール運賃・割引運賃はいずれも設定席数に限りがあり、割引率が高いものほど取消手数料も高く設定されています。金額の安さだけで飛びつかず、キャンセル条件とセットで判断してください。
航空券+宿のセット(ダイナミックパッケージ)を必ず見積もる
北海道旅行では、航空券と宿をセットで申し込む「ダイナミックパッケージ」が総額を下げる有力な選択肢になります。2泊・3泊と宿泊数が伸びやすい旅先なので、セットの割引が効きやすいためです。
とはいえ、常にセットが有利とは限りません。宿にこだわりがある場合や、ポイント還元を重視する場合は別々買いのほうが得になることもあります。面倒でも一度は両方の総額を並べるのが確実です。
宿だけを別に取る場合の予約サイトの選び方は北海道のホテル予約サイト比較にまとめています。あわせて読むと、セットと別々買いの比較がしやすくなります。
「どこで買うか」も金額に効く
本記事は「いつ買うか」に絞って解説していますが、同じ便でも購入先によって手数料や還元の条件が変わります。航空会社の公式サイト・比較サイト・旅行会社のどれを使うべきかは北海道行き航空券をどこで買うかの比較ガイドで詳しく整理しました。「いつ」と「どこで」の2軸をそろえて初めて、無理のない節約になります。
曜日と時間帯をずらす
同じ週でも、金曜夕方の便と火曜昼の便では需要がまったく違います。日程に1日でも余裕があるなら、前後2〜3日の日付で検索し直すだけで運賃区分が変わることがあります。早朝便・最終便は敬遠されやすいぶん割安な区分が残りやすい傾向があります。ただし新千歳空港から札幌市内までは移動に時間がかかるため、早朝・深夜便を選ぶときは空港アクセスの時刻表も先に確認しておきましょう。
北海道路線ならではの注意点
新千歳とそれ以外の空港では、選べる幅が違う

予約開始日のルールは全空港で共通ですが、選択肢の数は空港ごとに大きく異なります。新千歳空港は大手2社に加えてLCCや他社の便も就航しており、比較対象が多いぶん割安な便を見つけやすい環境です。
これに対し、函館・旭川・釧路・女満別・稚内といった空港は便数そのものが限られます。選択肢が少ない=早く動く価値が高いということでもあるので、道東・道北に飛ぶ予定なら、なおさら予約開始日を意識してください。就航路線は季節やダイヤ改正で変わるため、実際の便は各社公式サイトで確認しましょう。
また、LCCは大手2社とは予約開始のルールが異なります。各社が独自のタイミングで販売を開始するため、「360日前・355日前」の逆算はそのまま当てはまりません。LCCを候補に入れるなら、各社の公式サイトで発売情報を個別に確認してください。
時期による混み方の違い
北海道路線は季節による需要の波が大きい路線です。具体的な金額は便・購入時期・空席状況で変わるため断定はできませんが、傾向としては次のようになります。
- 需要が高まりやすい……7月下旬〜8月(夏休み・お盆)、12月下旬〜1月上旬(年末年始)、ゴールデンウィーク、2月上旬(さっぽろ雪まつりの時期)、9月下旬〜10月中旬(紅葉)
- 比較的落ち着きやすい……1月中旬〜下旬の平日、4月、11月、6月の平日
混雑期に行くと決めているなら、逆算表の日付は「目標」ではなく「締切」だと考えたほうが安全です。旅程づくりの参考には北海道2泊3日モデルコースもどうぞ。日数の目安が固まると、押さえるべき往復の日付も決まります。
冬は「欠航」というリスク要因が加わる

北海道路線で見落としがちなのが、冬の悪天候による欠航です。安い運賃を早く押さえること自体は正しい戦略ですが、1月〜2月の旅行では代替日の可否も含めて考えておくと安心です。
航空会社側の都合による欠航であれば、割引運賃でも手数料なしでの払い戻しや後続便への振替に応じてもらえるのが一般的です。ただし取り扱いは各社の運送約款によりますので、条件は公式サイトで確認してください。問題になりやすいのは航空券ではなく、同じ日程で取った宿やレンタカーのキャンセル料のほうです。
早く予約することのデメリット(ここを知らずに買わない)
「発売日に押さえる」は有効な戦略ですが、無条件におすすめできるわけではありません。デメリットも正直に書いておきます。

1. 取消手数料が重い
割引率の高い運賃ほど、キャンセル時の負担は大きくなります。たとえばJALのスペシャルセイバーの場合、取消手数料は購入後から出発の55日前までが運賃額の約5%、54日前から出発前までは約50%という水準です(算定の基準は税抜運賃額。実際に請求される金額は購入時の公式サイト表示を必ず確認してください)。
つまり、360日前に買って直前でキャンセルすると半分近くが戻ってこないということです。「安いから」ではなく「行くから」買う、という順番を守ってください。
2. 予定変更の自由度が下がる
割引率の高い運賃は予約便の変更ができない設定になっていることが多く、日程を動かすには一度取り消して買い直すことになります。買い直し時の運賃はそのときの空席状況次第なので、当初より高くつく可能性もあります。
3. 1年先の自分の予定は読めない
360日前は、ほぼ1年前です。仕事の異動、家族の学校行事、体調——1年後の週末が本当に空いているかは誰にも分かりません。以下のような場合は、早期予約より変更しやすい運賃区分や、キャンセル無料期間のある旅行商品を選ぶほうが総合的に得です。
- 連休をまたがない平日旅行で、日程を動かせる
- 小さな子ども連れで、体調による中止の可能性がある
- 出張と絡めるなど、確定していない予定が旅程に含まれる
4. 発売日に張り付いても取れないことはある
割引運賃は座席数限定です。特に繁忙期の人気時間帯は、発売開始時刻ちょうどにアクセスしても希望の区分が残っていないことがあります。第2希望の時間帯をあらかじめ決めておくと、当日の判断が速くなります。
予約前のよくある質問
Q. JALとANA、どちらが先に予約できますか?
A. JALのほうが5日早いです。JALは搭乗日の360日前0:00から、ANAは355日前9:00からの受付です。同じ日程で両社を比べたい場合は、JALの発売日にまず空席と運賃を確認し、5日後にANAが開いてから最終判断するという進め方ができます。
Q. 予約開始と同時に買えば、いちばん安い運賃になりますか?
A. 割引率の高い区分を確保しやすいのは事実ですが、金額そのものは便・曜日・時期によって異なります。「発売直後なら必ずこの価格」という保証はありません。また、その後のセールで一時的にさらに安い設定が出る可能性も否定できません。確実性を取るなら発売日に押さえる、金額の下振れに賭けるなら待つ、という性質の違いと考えてください。
Q. 上級会員だともっと早く予約できますか?
A. JMBダイヤモンド・JGCプレミア会員は361日前22:00から予約できます。ANAについては、上級会員向けの先行予約が2025年2月3日予約分をもって終了しているため、現在は一般と同じ355日前9:00スタートです。
Q. 新千歳と函館・釧路では発売日が違いますか?
A. 違いません。路線ごとに発売日を分ける設定は存在しないため、北海道内のどの空港行きでもJALは360日前、ANAは355日前で共通です。異なるのは発売日ではなく、便数と選択肢の多さです。
Q. 予約開始日をとっくに過ぎています。もう手はありませんか?
A. あります。割引運賃には「◯日前まで」という購入期限も設定されており、JALのスペシャルセイバーであれば搭乗日の28日前まで(設定により45日前・55日前・75日前までの区分もあります)購入できます。この期限内であれば空席次第で割安な区分が残っていることがあります。加えて、期間限定の割引運賃、航空券+宿のセット商品、比較サイトでの日付ずらし検索という手も残っています。
まとめ:数字は2つだけ覚えればいい
最後に要点を整理します。
- JALは搭乗日の360日前0:00、ANAは355日前9:00に予約が開く。北海道のどの空港でも共通
- 予約は1日ずつローリングで開く。復路の解禁日は往路より後になるので取り逃さない
- 「先得」「スーパーバリュー」はすでに廃止。JALはフレックス/セイバー/スペシャルセイバー、ANAはシンプル/スタンダード/フレックス
- 割引運賃は座席数限定で、取消手数料が高い。1年先の予定に確信が持てないなら変更しやすい区分を選ぶ
- セールは不定期。待つより、公式のお知らせを購読して出たら動く
日程が固まっているなら、上の逆算表であなたの搭乗月の予約開始日をカレンダーに入れてしまいましょう。まずは航空券単体と、航空券+宿のセットの総額を並べて比べるところから始めるのが手堅い進め方です。

購入先ごとの違いは北海道行き航空券をどこで買うかの比較ガイドを、宿の押さえ方は北海道のホテル予約サイト比較を参考にしてください。
本記事の予約開始ルールはJAL・ANA両社の公式案内(2026年8月4日確認)に基づいています。運賃の設定・取消条件は改定されることがあるため、申し込み前に必ず各社公式サイトの最新情報をご確認ください。


