【2026-27年版】第一滝本館と滝乃家を比較|ホテルか旅館か

山を背に、土産物店や飲食店の明かりが灯る夕暮れの登別温泉街の通り 観光ガイド

本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。

情報確認日: 2026年10月13日(第一滝本館の公式サイト・公式FAQ、登別温泉郷 滝乃家の公式サイト・公式予約ページで確認)

登別温泉で第一滝本館と滝乃家を比べるときに決めるのは、どちらの宿が上かではなく、大型温泉ホテルに泊まるか、少ない客室数の旅館に泊まるかです。第一滝本館は客室数385室・宿泊定員1,200名の大型温泉ホテル、滝乃家は公式の客室ページに載っている部屋数を合計すると30室規模の旅館。同じ登別温泉でも、宿泊費の水準も、夕食の取り方も、館内での過ごし方もまったく違います。

予算を抑えて大浴場とにぎやかな館内を家族で楽しむなら第一滝本館、客室の風呂と個室の懐石料理で静かに過ごすことにお金をかけるなら滝乃家です。料金の差が何の差なのかは、客室の風呂・夕食の場所・滞在時間・人の少なさに分けて下で説明しています。公式に記載が見つからなかった項目は「公式に記載なし」としています。

山を背に、土産物店や飲食店の明かりが灯る夕暮れの登別温泉街の通り
夕暮れの登別温泉街 / 写真: lumoplank / CC0 1.0 / Wikimedia Commons

先に結論:3つの質問で決まる

次の3つに順番に答えてみてください。2つ以上が「はい」になったほうが、あなたに合う宿です。

質問1. 1泊2名の宿泊費に7万円以上かけられる?

一休.comの表示開始価格(2026年10月13日確認・2名合計・税込)は、第一滝本館が朝食付で2万7,000円台〜、滝乃家が夕朝食付で7万9,000円台〜です。食事条件が違うので単純な比較はできませんが、価格帯そのものが大きく離れていることはわかります。「はい」なら滝乃家、「いいえ」なら第一滝本館が現実的です。

質問2. 夕食は「自分たちだけの空間」で食べたい?

滝乃家の夕食・朝食は、全席個室のお食事処「原生林」でとるのが基本で、露天風呂付客室(Dタイプ)のプランでは部屋で懐石料理をとると公式予約ページにあります。第一滝本館は大勢が集まるビュッフェダイニングが中心で、テーブル席のお食事処や、一部の客室に限った部屋食も選べます。「はい」なら滝乃家寄りです。

小鉢や焼き物、ろうそくの灯りを並べた和食の膳(イメージ)
和食の膳(イメージ) / 写真: Change C.C / Pexels

質問3. 子ども連れ、またはにぎやかな館内で遊びたい?

第一滝本館は温水プール、ゲームコーナー、卓球などを館内にそろえていて、子ども用浴衣(S・M・L)も公式FAQで案内しています。滝乃家の公式サイトにあるのは日本庭園、暖炉のある談話室、カウンターバー、トリートメントサロンといった大人向けの設備で、子ども向けの遊び場の案内は見当たりません。子どもの料金は、小学生は大人料金の70%、小学生とは別の「小児」区分は食事・布団の有無で4,400円〜11,550円(掲載される区分はプランにより異なる)と公式予約ページの各プラン詳細に記載があります(2026年10月13日確認)。「はい」なら第一滝本館です。

2軒の空室と料金を調べる

規模がまるで違う:385室の大型ホテルと30室規模の旅館

霧のかかった山を背に、緑に覆われたクスリサンベツ川の谷と周囲に建つ大きな建物(登別温泉)
クスリサンベツ川(登別温泉) / 写真: Highten31 / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons

2軒の違いは、ほぼすべて「宿の規模」から説明できます。公式情報を並べると次のとおりです。

比べる点 第一滝本館 登別温泉郷 滝乃家 出典
客室数 385室(本館・南館・西館・東館の4棟)、宿泊定員1,200名 30室(公式の客室ページに載る部屋数の合計。内訳は露天風呂付12室・内風呂付15室・洋室3室) 滝本=公式・会社概要/滝乃家=公式・客室ページ
客室の風呂 通常客室に温泉は引いていない。温泉露天風呂付は西館の2タイプのみ 露天風呂付(DW・Dタイプ)は源泉かけ流し(公式客室ページ)。内風呂付のAW・AY・CW・CYタイプは「客室風呂は温泉ではありません」と公式予約ページに記載。洋室Bタイプの風呂は公式に記載なし 滝本=公式FAQ/滝乃家=公式・客室、公式予約ページ
大浴場 1,500坪の大浴場専用棟、男女計35槽 最上階の「雲井の湯」と地下2階の湯処の2か所 両館公式
夕食の場所 ビュッフェダイニング、お食事処「湯の里」、一部客室の部屋食 全席個室のお食事処「原生林」。露天風呂付客室(Dタイプ)のプランは部屋で懐石料理 滝本=公式・お食事/滝乃家=公式・お料理、公式予約ページ
チェックイン/アウト 14:00/10:00(プレミアムクラスはアウト11:00) 14:00〜18:30/11:00。19:00を過ぎると夕食の用意ができない 滝本=公式FAQ/滝乃家=公式予約ページ
館内の過ごし方 温水プール、ゲームコーナー、卓球、カラオケ、飲食店 日本庭園、暖炉のある談話室(7:00〜22:00)、カウンターバー「白樺」、トリートメントサロン 両館公式
子どもの受け入れ 子ども用浴衣S・M・L、乳児の入浴の注意点を公式FAQで案内 小学生は大人料金の70%。「小児」区分は食事・布団の有無で4,400円〜11,550円(プランにより掲載区分が異なる)。子ども向け設備の案内はなし 滝本=公式FAQ/滝乃家=公式予約ページのプラン詳細(2026年10月13日確認)
日帰り入浴 あり(受付9:00〜18:00、大人2,500円・小人1,500円) 公式に記載なし 滝本=公式・日帰り入浴
第一滝本館と滝乃家の比較(2026年10月13日確認)

第一滝本館の大浴場と温水プールの詳しい中身は、同じ大型ホテル同士を比べた第一滝本館とホテルまほろばの比較に、泉質の違いは泉質で宿を選ぶガイドにまとめています。ここでは繰り返さず、「旅館とホテル、どちらにお金を払うか」の判断に絞ります。

料金の差はどこから来るのか

表示開始価格だけを見ると、滝乃家は第一滝本館の数倍に見えます。ただ、前提条件が違います。第一滝本館の2万7,000円台〜は朝食付、滝乃家の7万9,000円台〜は夕食・朝食付の表示です(いずれも一休.com・2026年10月13日確認・2名合計・税込)。料金を比べるときは、同じ日付・同じ食事条件にそろえることが大前提です。

そのうえで、公式情報から読み取れる「料金に含まれているものの違い」は次の4つです。

  • 客室の風呂。滝乃家は、公式客室ページに載る部屋数でいうと源泉かけ流しの露天風呂付が12室、内風呂付が15室です(内風呂付タイプの客室風呂は温泉ではないと公式予約ページに記載)。第一滝本館で客室に温泉の露天風呂が付くのは、385室のうち西館の2タイプだけです。
  • 夕食の場所。滝乃家は全席個室のお食事処で懐石料理をとり、露天風呂付客室(Dタイプ)のプランでは部屋で夕食をとります。第一滝本館の中心はビュッフェで、部屋食ができる客室は限られます。
  • 滞在時間。滝乃家のチェックアウトは11:00で、第一滝本館の通常客室(10:00)より1時間遅い設定です。
  • 人の少なさ。宿泊定員1,200名の館と30室規模の館では、大浴場や食事会場で出会う人の数が変わります。静けさを買うかどうか、という判断です。

客室の露天風呂も個室の食事も求めないなら、滝乃家の価格帯を払う理由は小さくなります。大浴場の湯めぐりと館内のにぎわいに価値を感じる人には、第一滝本館のほうが払った分の満足を得やすい宿です。

客室のウッドデッキに置かれた、湯が注がれる木の湯船(イメージ・香川県の旅館)
客室付きの湯船(イメージ・香川県の旅館) / 写真: 663highland / CC BY 2.5 / Wikimedia Commons

大型温泉ホテルを選ぶなら:第一滝本館

第一滝本館が向いているのは、予算を抑えつつ温泉そのものを楽しみたい人、子どもや三世代で館内を遊び尽くしたい家族、朝食付や素泊まりで夕食を外でとる自由を残したい人です。公式FAQによれば、宿泊者はチェックイン前もチェックアウト後も大浴場とプールを無料で使えます。早めに着いて湯に入り、帰りの直前にもう一度、という過ごし方ができるのは大型ホテルならではです。

パンやシリアル、ジュースが並ぶビュッフェ台(イメージ)
ビュッフェ(イメージ) / 写真: Image Hunter / Pexels

客室は4棟で大浴場までの距離が違い、部屋食に対応する客室も限られます。棟とプランの選び方、予約サイトの比べ方は第一滝本館の予約ガイドで詳しく解説しています。

▶ 第一滝本館の空室と料金を調べる

高級旅館を選ぶなら:滝乃家

滝乃家が向いているのは、記念日や夫婦旅行で「部屋と食事」にお金をかけたい人です。公式サイトによると、温泉街とは宿専用の人道橋(クスリサンベツ川に架かる橋)でつながっていて、入口には日本庭園があります。宴会場「桐」は初代が料亭を営んでいた頃の床柱などをそのまま使った純和風の造りで、九十余年の宿の歴史を伝えています。

予約前に:滝乃家公式の重要なお知らせ
滝乃家は2026年10月4日、公式サイトに「お客様の個人情報漏洩の可能性に関するお詫びと注意喚起のお知らせ」を掲載しています。宿が使う予約管理システム「手間いらず」で個人情報が外部に漏れた可能性があり、2026年9月21日までに成立し、9月21日以降に宿泊する予約の一部で、予約者に不審なメッセージが送られていることを確認したという内容です。
公式は、宿を名乗る不審なメールやSMSが届いた場合に、URLを開かない・カード情報や個人情報を入力しない・返信しない・指示に従って支払いをしない、予約内容は宿泊施設か予約サイトの公式窓口で確認する、よう呼びかけています。原因となったシステムはクレジットカード情報を扱っていないとも書かれています(2026年10月13日確認)。
→ 滝乃家公式のお知らせを確認する

石灯籠と池、刈り込まれた植木のある日本庭園(イメージ)
日本庭園(イメージ) / 写真: Quang Vuong / Pexels

客室選びのポイントは風呂です。露天風呂付は和室のDWタイプ(全2室・92㎡、食事専用の部屋付き)と和洋室のDタイプ(全10室・ウッドデッキ付き)の2種類。数が少ないので、記念日の日程が決まったら早めに空室を確認するのが確実です。暖炉付きの角部屋(CWタイプ・全2室)や、一人旅向けと公式が案内する洋室(Bタイプ・全3室)もあります。

障子窓の向こうに紅葉の庭が見える、椅子とテーブルを置いた畳の部屋(イメージ)
庭を望む和室(イメージ) / 写真: 雄一 田山 / Pexels

大浴場は2か所で、最上階の「雲井の湯」(食塩泉・鉄泉、14:00〜22:00と5:00〜9:00)と、地下2階の湯処(ラジウム泉・硫黄泉、15:00〜24:00と5:00〜10:00)に分かれています。24:00〜5:00は両方とも閉まります。

▶ 滝乃家の空室と料金を調べる

組み合わせ技:滝乃家に泊まり、第一滝本館の大浴場にも入る

「旅館の静けさも、大浴場の湯めぐりも両方ほしい」という人には、組み合わせる方法があります。両館の公式サイトには、お互いの浴場を使える提携の記載は見つかりませんでした(運営会社も、第一滝本館は株式会社第一滝本館、滝乃家は株式会社登別温泉観光ホテル滝乃家で別です。いずれも公式の会社概要による)。ただし第一滝本館は誰でも利用できる日帰り入浴を受け付けています(受付9:00〜18:00、大人2,500円・小人1,500円、タオル付・税込)。

木の板塀と森に囲まれた、乳白色がかった湯をたたえた露天風呂(イメージ・ニセコ昆布温泉)
温泉旅館の露天風呂(イメージ・ニセコ昆布温泉) / 写真: Soica2001 / パブリックドメイン / Wikimedia Commons

たとえば、チェックアウトが11:00の滝乃家を出てから第一滝本館の日帰り入浴に寄れば、1泊で両方の湯を楽しめます。ただし日帰り入浴には注意点が2つあります。日中は清掃のため入れない浴槽があること、週末・繁忙期は駐車場が宿泊者専用になる場合があることです(いずれも第一滝本館の公式案内)。また、第一滝本館は2027年4月5日〜15日に全館休業し、この期間は日帰り入浴もできません。

予約前のチェックリスト

雪の残る斜面から噴気が上がる冬の登別地獄谷と、谷沿いの遊歩道
冬の登別地獄谷 / 写真: Jatin Chadha / Pexels
  • 予約後の連絡は公式窓口で確かめる(滝乃家)。宿を名乗るメールやSMSで支払いやカード情報の入力を求められても、リンクは開かず、宿か予約サイトの公式窓口に確認します(上の「重要なお知らせ」参照)。
  • 到着時刻を決めておく(滝乃家)。チェックインは18:30まで。19:00を過ぎると夕食が用意できないと公式予約ページに明記されています。札幌や新千歳空港からの移動時間は登別観光モデルコースも参考にしてください。
  • キャンセル料の発生日を確認する。公式で直接予約した場合、第一滝本館(5部屋未満)は7日前20%・3日前50%・前日80%・当日と不泊100%(公式FAQ)、滝乃家は公式予約ページの各プラン詳細の「キャンセル規定」欄で7日前から20%・前日50%・当日100%・連絡なしの不泊100%です。滝乃家はプラン一覧の説明文に別の表記(3日前から20%・当日50%)もあり食い違っているため、予約時に申込先(公式予約・予約サイト)の規定を必ず確認してください。予約サイト経由の場合は申込先の規定に従います。
  • 食事条件をそろえて料金を比べる。朝食付と2食付を並べると判断を誤ります。予約サイトごとの価格の上下も泊まる日やその時の企画で変わるので、特定のサイトを安いと決めつけず、予約のたびに見比べてください。
  • 予約の時期を逆算する。年末年始や連休は早く埋まりやすい日程です。手配の始めどきは北海道旅行の予約はいつから始める?逆算ナビにまとめています。

予約前のよくある質問

Q. 滝乃家は子ども連れでも泊まれますか?

A. 公式予約ページの各プラン詳細には子どもの料金が載っています。小学生は大人料金の70%(人数は大人として計算)、小学生とは別の「小児」区分は食事・布団の有無で4,400円〜11,550円です。掲載される区分はプランによって異なり、たとえば洋風浴槽の角部屋プラン(CYタイプ)は小学生の記載だけでした(2026年10月13日確認)。小さな子ども連れの場合は、泊まりたいプランの料金補足欄を確認し、不明な点は予約前に宿へ問い合わせてください。子ども向けの設備を重視するなら、温水プールや子ども用浴衣を公式に案内している第一滝本館が選びやすい宿です。

Q. 滝乃家の客室のお風呂は温泉ですか?

A. 公式サイトで「源泉かけ流し」と明記されているのは、露天風呂付客室(DW・Dタイプ)の露天風呂です。内風呂付のAW・AY・CW・CYタイプは、公式予約ページのプランに「この部屋タイプの客室風呂は温泉ではありません」と記載があります。客室で温泉に入りたいなら、露天風呂付客室を選ぶのが前提です。洋室Bタイプの風呂については公式に記載がありません。

Q. 一人旅ならどちらがいいですか?

A. 滝乃家は洋室のBタイプ(全3室)を「ひとり旅」向けの部屋として公式に案内しています。第一滝本館には一人旅についての一律の案内は見つかりませんでした。どちらも1名で泊まれるプランがあるかは日程によって変わるので、予約サイトで人数「1名」を入れて検索するのが確実です。

Q. 夕食に間に合わないとどうなりますか?

A. 滝乃家は19:00を過ぎると夕食の用意ができないと公式予約ページに書かれています。第一滝本館は、部屋食とお食事処「湯の里」は18:00〜19:30の間に開始、ビュッフェは通常18:00〜20:00と公式FAQで案内しています。遅く着く可能性があるなら、予約時に宿へ相談しておきましょう。

まとめ:お金をかける場所を決めれば、宿は決まる

紅葉した山に囲まれ、黄褐色や白の岩肌から噴気が上がる秋の登別地獄谷
秋の登別地獄谷 / 写真: 663highland / CC BY 2.5 / Wikimedia Commons

第一滝本館と滝乃家は、同じ登別温泉でも「大型温泉ホテル」と「30室規模の旅館」という別の種類の宿です。大浴場の湯めぐりと館内の遊びに価値を感じ、予算も抑えたいなら第一滝本館、客室の露天風呂と個室での懐石料理、静かな時間にお金をかけたいなら滝乃家が向いています。両方ほしいなら、滝乃家に泊まって第一滝本館の日帰り入浴に寄るのもひとつの手です。泊まりたい日付が決まったら、食事条件をそろえて料金を見比べてください。

▶ 2軒の空室と料金を調べる

登別のお土産選びは登別でしか買えないお土産12選をどうぞ。

タイトルとURLをコピーしました