【2026年版】登別温泉は泉質で宿を選ぶ|主要6軒が引く湯の早見表と日帰り湯めぐり

白い噴気を上げる登別地獄谷の火山地形 観光ガイド

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登別温泉の宿を「料金」や「食事」で比べる記事はたくさんあります。でも登別に来る理由が温泉なら、最初に見るべきなのはその宿がどの湯を引いているかです。登別は一か所に何種類もの泉質が湧く珍しい温泉地で、同じ温泉街の宿でも、入れる湯が1種類の宿から5種類の宿まで分かれます

ところが予約サイトには「泉質で絞り込む」機能がありません。この記事では、登別温泉の主要6軒が公式サイトで公表している泉質を突き合わせて一覧にしました。あわせて、泊まらずに入る日帰り入浴の時間と料金、2026年4月に始まった宿泊税と入湯税まで、予約の直前に効く情報をまとめます。

※泉質・料金・時間は2026年9月16日に各施設および自治体の公式サイトで確認した内容です。改定されることがあるので、予約前に最新の公式情報をご確認ください。

白い噴気を上げる登別地獄谷の火山地形
登別地獄谷(Photo: Calistemon / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons)
  1. 結論:入りたい湯から宿を決める早見表
  2. 登別の泉質は「9種類」なのか
  3. 泉質別:どの宿で入れるか
    1. 硫黄泉(白濁の湯・登別の代表格)
    2. 食塩泉(熱の湯)
    3. 鉄泉・酸性鉄泉
    4. ラジウム泉 ― 滝乃家だけ
    5. 酸性緑ばん泉・重曹泉・芒硝泉 ― 第一滝本館だけ
  4. 宿ごとの湯の作り
    1. 第一滝本館 ― 5泉質・35浴槽を1棟で
    2. ホテルまほろば ― 4泉質を31の湯船で、男女入替あり
    3. 登別温泉郷 滝乃家 ― 源泉4本を2つの湯処に分けて
    4. 望楼NOGUCHI登別 ― 泉質は1つ、そのかわり誰とも共有しない
    5. 祝いの宿 登別グランドホテル ― 3泉質を湯船ごとに分けた大浴場
    6. 登別万世閣 ― 泉質は1つ、サウナと水風呂で組み立てる
  5. 宿泊者が湯に入れる時間(公式)
  6. 泊まらずに入る:日帰り入浴の時間と料金
    1. 1日で湯めぐりを組むなら
  7. 予約前に押さえる3つの実務
    1. 1. 2026年4月から宿泊税が加わった(予約日は関係ない)
    2. 2. 「男女入替」を確認する
    3. 3. 予約のタイミング
  8. まとめ:今日やること
  9. よくある質問(FAQ)
    1. Q. 登別の宿はどこでも9種類の湯に入れますか?
    2. Q. 1軒で一番多くの泉質に入れるのはどこですか?
    3. Q. 泊まらずに湯だけ入れますか?
    4. Q. 肌が弱いのですが硫黄泉は大丈夫ですか?
    5. Q. 宿泊税はいつから、いくらかかりますか?
    6. Q. 子連れでも入れる湯はありますか?
  10. 登別をもっと楽しむ

結論:入りたい湯から宿を決める早見表

先に一覧を置きます。「泉質数」は各宿が公式サイトで公表している数です。宿の格や料金ではなく、湯の種類と浴槽の作りで並べています

宿 公式が公表する泉質 浴槽の作り 日帰り入浴
第一滝本館 硫黄泉/食塩泉/酸性緑ばん泉/重曹泉/芒硝泉 5 35浴槽・男女入替なし・源泉かけ流し あり(大人2,500円)
ホテルまほろば 硫黄泉/食塩泉/単純硫黄泉/酸性鉄泉 4 全31種・男女入替あり 公式に記載なし
登別温泉郷 滝乃家 硫黄泉/鉄泉/食塩泉/ラジウム泉 4(源泉4本) 最上階と地下、2つの湯処に分けて配湯 公式に記載なし
祝いの宿 登別グランドホテル 食塩泉/硫黄泉/鉄泉 3 ドーム型大浴場に泉質別の浴槽+庭園露天 あり(大人2,000円)
望楼NOGUCHI登別 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(硫化水素型) 1 全室に温泉展望風呂・露天は源泉かけ流し 公式に記載なし
登別万世閣 酸性-含硫黄-鉄-単純温泉(硫化水素型) 1 大浴場+サウナ+源泉水風呂 あり(大人1,300円)

読み方はシンプルです。

  • いろいろな湯に入り比べたい → 第一滝本館(5種)、ホテルまほろば(4種)、滝乃家(4種)
  • 登別らしい白濁の硫黄泉に浸かれれば十分 → どの宿でも入れます。宿は湯以外の基準(部屋・食事・価格)で選んで問題ありません
  • 誰にも気兼ねせず湯に入りたい → 客室風呂のある望楼NOGUCHI登別
  • 泊まらずに湯だけ → 日帰り入浴のある3軒(後半で時間と料金を比較します)

登別の泉質は「9種類」なのか

登別温泉はよく「9種類の泉質が湧く温泉のデパート」と紹介されます。この9という数字の出どころは登別国際観光コンベンション協会で、北海道観光機構の公式サイトにも「効能の異なる9種類もの泉質が一カ所に集まっている」と掲載されています。

ただし数え方は資料によって違います。ホテルまほろばの公式サイトは「十一種ともいわれる泉質が、一日一万トンもの湯量で湧きだしています」と書いていますし、第一滝本館は「日本の10泉質のうち5つ」という数え方をしています。泉質の分類は療養泉の区分と通称が混在するため、9とも11とも書かれるわけです。

もうひとつ混乱のもとになるのが、同じ湯が通称と正式名の2通りで書かれることです。公式サイトが両方を併記している例を並べると、対応関係がわかります。

通称 公式の正式表記の例 出典
硫黄泉 酸性・含硫黄(ナトリウム)硫酸塩泉(硫化水素型) ホテルまほろば
食塩泉 ナトリウム・カルシウム塩化物泉 ホテルまほろば
酸性鉄泉 酸性含鉄(II)ナトリウム塩化物泉 ホテルまほろば
(硫黄を含む塩化物泉) 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(硫化水素型) 望楼NOGUCHI登別
(酸性の含鉄硫黄泉) 酸性-含硫黄-鉄-単純温泉(硫化水素型) 登別万世閣

予約サイトの施設ページには正式表記だけが載っていることが多く、「硫黄泉に入りたい」という目で見ると気づきにくい書き方です。「含硫黄」「硫化水素型」と書かれていれば、それが登別らしい白濁の湯だと思って構いません。

旅行者にとって大事なのは総数ではありません。自分が泊まる宿で、そのうち何種類に入れるのかです。温泉街全体に9種類あっても、宿が引いている源泉が1本なら入れるのは1種類です。ここが登別の宿選びで最も見落とされる点で、予約サイトの説明文だけでは判断できません。

硫黄泉が湧き出す登別の大湯沼と立ち上る湯けむり

泉質別:どの宿で入れるか

硫黄泉(白濁の湯・登別の代表格)

登別と聞いて思い浮かぶ乳白色の湯がこれです。今回調べた6軒すべてが硫黄泉を引いています。逆に言えば、硫黄泉が目的なら宿はどこでも構いません。

ただし濃さと刺激は宿の源泉で変わります。第一滝本館は公式サイトで硫黄泉の水素イオン濃度を2.4と明記しており、かなりの酸性です。肌が弱い方や小さなお子さん連れは、長湯を避ける・上がり湯で流すといった配慮をしておくと安心です。

食塩泉(熱の湯)

塩分が肌に付着して汗の蒸発を防ぐため、湯上がりに冷めにくいのが特徴です。第一滝本館、ホテルまほろば、滝乃家、登別グランドホテルの4軒で入れます。冬の登別で「湯冷めしたくない」なら、最後にこの湯で締めるのが定番です。

鉄泉・酸性鉄泉

鉄分を含み、皮膚粘膜を引き締める作用が強いとされる湯です。滝乃家(鉄泉)、ホテルまほろば(酸性鉄泉)、登別グランドホテル(鉄泉)で入れます。登別グランドホテルはドーム型大浴場の小浴場で、湯船ごとに泉質を分けています。

ラジウム泉 ― 滝乃家だけ

今回の6軒でラジウム泉を公表しているのは滝乃家のみでした。地下2階の湯処「地縁の湯」で、硫黄泉と並べて配湯されています。湯めぐりの幅を広げたい人には、この1点だけでも滝乃家を選ぶ理由になります。

酸性緑ばん泉・重曹泉・芒硝泉 ― 第一滝本館だけ

この3つを公表しているのは第一滝本館だけです。同館はこれに硫黄泉と食塩泉を加えた5種類を、35の浴槽に源泉かけ流しで配っています。公式サイトでは泉質ごとに「肌への刺激度」を5段階で示しており、芒硝泉は水素イオン濃度2.2と館内で最も強い酸性、重曹泉は中性で「美人の湯」と紹介されています。飲泉ができる湯もあります。

1軒に泊まって湯めぐりを完結させたいなら、選択肢は事実上ここ一択です。

温泉宿が立ち並ぶ登別温泉街の風景
登別温泉街(Photo: / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons)

宿ごとの湯の作り

第一滝本館 ― 5泉質・35浴槽を1棟で

1500坪の大浴場専用棟に、5つの泉質と35の浴槽。公式サイトは「登別温泉最多の5つの泉質」と表記しています。寝湯・打たせ湯には硫黄泉、歩行浴には食塩泉と、湯の使い分けまで公表されています。

湯目的で押さえておきたいのは男女の入れ替えを行っていない点です。どちらの性別でも同じ浴場を使えるので、「入れ替え待ちで入れなかった」が起きません。水着で入る温水プールと露天ジャグジーもあり、子ども連れの滞在時間を作りやすい構成です。

向いている人:1泊で登別の湯を一通り体験したい/湯めぐりが旅の主目的/三世代旅行

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この宿だけの料金の目安と予約サイトの選び方は、第一滝本館の予約ガイドで個別に解説しています。

ホテルまほろば ― 4泉質を31の湯船で、男女入替あり

露天を含めて全31種の浴槽を地下1階・地下2階に展開し、4つの泉質を巡れます。公式サイトは泉質を通称と正式名の両方で公表しており、硫黄泉は「酸性・含硫黄(ナトリウム)硫酸塩泉(硫化水素型)」、酸性鉄泉は「酸性含鉄(II)ナトリウム塩化物泉」と記載されています。客室露天風呂の湯は硫黄泉です。

注意点は男女入替制であること。入替は深夜3:00〜4:00の清掃時間に行われ、この間は入浴できません。夜と朝で入る浴場が変わるので、両方入って初めて31種を体験できる作りです。片方しか入らないと「思ったより種類が少なかった」となります。

向いている人:湯船の数を楽しみたい/夜と朝で2回入るつもりがある/家族旅行

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登別温泉郷 滝乃家 ― 源泉4本を2つの湯処に分けて

公式サイトによれば、滝乃家は4本の源泉を持ち、それぞれ泉質が異なります。最上階の湯処「雲井の湯」が食塩泉と鉄泉、地下2階の「地縁の湯」がラジウム泉と硫黄泉という配分です。

湯処が館内の最上階と地下に分かれているため、4種類すべてに入るには館内を上下に移動する必要があります。利用時間も別で、雲井の湯は14:00〜22:00と5:00〜9:00、地縁の湯は15:00〜24:00と5:00〜10:00。夜に片方、朝にもう片方という組み立てが素直です。源泉かけ流しの露天風呂付き客室もあります。

向いている人:ラジウム泉に入りたい/老舗旅館の設えで過ごしたい/落ち着いた滞在

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温泉旅館で提供される会席料理の一例(イメージ)
障子越しに山並みを望む和室(イメージ)

望楼NOGUCHI登別 ― 泉質は1つ、そのかわり誰とも共有しない

公式が公表する泉質は「含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(硫化水素型)」の1種類です。自然湧出で湧出量は毎分607L、泉温46.4℃。露天風呂は源泉かけ流しと明記されています。

種類では上の3軒に譲りますが、全室が温泉展望風呂付きのスイートという設計で、価値の方向がそもそも違います。大浴場の混雑を気にせず、何度でも自分のペースで湯に入れるのがこの宿の本質です。湯めぐりより滞在の質を取る人向けです。

向いている人:記念日・カップル旅/大浴場が苦手/人目を気にせず湯に入りたい

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祝いの宿 登別グランドホテル ― 3泉質を湯船ごとに分けた大浴場

公式サイトは「北海道で最も豊富な3つの泉質」として食塩泉・硫黄泉・鉄泉を挙げています。特徴的なのはドーム型のローマ風大浴場の中で、湯船ごとに泉質が分かれていること。円形の大浴場が食塩泉、小浴場が硫黄泉・鉄泉・食塩泉という構成で、館内を移動しなくても浴場ひとつで3種類を入り比べられます。庭園露天風呂は檜風呂と岩風呂の2種類です。

食塩泉の源泉かけ流しの家族風呂(50分4,400円・4名まで)もあり、子ども連れや、人前で入るのが苦手な家族に向きます。

向いている人:移動せず3泉質を比べたい/家族風呂を使いたい/クラシックな大浴場が好き

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登別万世閣 ― 泉質は1つ、サウナと水風呂で組み立てる

泉質は「酸性-含硫黄-鉄-単純温泉(硫化水素型)」の1種類。公式サイトは「湧出する源泉温度が日々変化するため、適宜加水しております」と、加水の事実まで開示しています。

この宿の個性は温泉よりサウナまわりにあります。セルフロウリュのサウナ(80〜90℃)に加えて、源泉の水風呂(17〜19℃)と伏流水の水風呂(13〜15℃)の2種類を備えます。温泉の水風呂がある宿は多くありません。大浴場は男性「月の湯」、女性「星の湯」。

向いている人:サウナ目的/水風呂にこだわる/日帰りで手軽に登別の湯を体験したい

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品数豊富に並ぶホテルのバイキング料理(イメージ)

宿泊者が湯に入れる時間(公式)

「夜と朝の2回入る」を計画に組み込むには、宿ごとの入浴可能時間を知っておく必要があります。公式サイトで時間を公表している3軒を並べます。

宿 入浴できる時間 入れない時間帯
第一滝本館 内湯4:00〜25:00/露天4:00〜24:00/サウナ4:00〜24:00/温水プール8:00〜22:00 実質ほぼ終日入れる(男女入替なし)
ホテルまほろば 14:00〜翌3:00(露天は24:00まで、サウナは22:00まで)/翌4:00〜9:30(露天可) 3:00〜4:00は清掃・男女入替で入浴不可
登別温泉郷 滝乃家 雲井の湯(食塩泉・鉄泉)14:00〜22:00と5:00〜9:00/地縁の湯(ラジウム泉・硫黄泉)15:00〜24:00と5:00〜10:00 24:00〜5:00はクローズ

ここで効いてくるのが第一滝本館の入浴可能時間の長さです。内湯は4:00から翌1:00まで開いていて男女入替もないため、チェックイン後・夕食後・就寝前・早朝と分けて入っても、35の浴槽を一通り回れます。逆に滝乃家は湯処ごとに時間が区切られているので、4種類すべてに入るなら「夜は雲井の湯、朝は地縁の湯」のように最初から割り振っておくのが確実です。

泊まらずに入る:日帰り入浴の時間と料金

登別は日帰り入浴を受けている宿が複数あり、泊まる宿以外の湯にも入れます。公式サイトに日帰りの案内があるのは次の3軒でした(2026年9月16日確認)。

宿 時間 大人 子ども タオル
登別万世閣 朝7:00〜9:30(最終受付9:00)/夜13:30〜20:00(最終受付18:00) 1,300円 小人650円・0〜2歳無料 別途400円
登別グランドホテル 朝7:00〜10:00(受付9:00まで)/昼12:30〜20:00(受付19:00まで)※月・木は昼の受付開始が14:30 2,000円 2歳〜小学生1,000円 公式に記載なし
第一滝本館 9:00〜18:00(最終退館21:00) 2,500円 3〜12歳1,500円・3歳未満無料 込み(バスタオル・フェイスタオル)

金額だけ見ると万世閣が手頃ですが、第一滝本館はタオル込みで温水プールも追加料金なしなので、滞在時間を取るなら差は縮まります。登別市民は第一滝本館が1,920円になる割引もあります(公的証明書の提示が必要)。

1日で湯めぐりを組むなら

受付時間が噛み合うので、1日で2〜3軒の湯に入る組み立てが可能です。たとえばこうなります。

  • 7:00 登別万世閣の朝風呂(最終受付9:00)。硫黄泉と源泉水風呂でスタート
  • 9:00〜 地獄谷・大湯沼を散策。徒歩圏です
  • 12:30 登別グランドホテルでドーム型大浴場(月・木は14:30から)。3泉質を入り比べ
  • 15:00〜18:00 第一滝本館で5泉質。18:00までに入館すれば21:00まで滞在できます

この順番にしているのは、受付終了が早い順に回るためです。第一滝本館は最終退館21:00と最も遅くまでいられるので、締めに置くと時間の失敗が起きません。

なお日帰り入浴にも入湯税が1人50円かかります(登別市・12歳未満は免除)。料金に含まれているか別途かは施設で確認してください。

日和山を望む登別・大湯沼の風景
大湯沼と日和山(Photo: Calistemon / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons)

予約前に押さえる3つの実務

1. 2026年4月から宿泊税が加わった(予約日は関係ない)

北海道は2026年4月1日に宿泊税を導入しました。1人1泊あたり、宿泊料金2万円未満で100円、2万円以上5万円未満で200円、5万円以上で500円です。

見落とされがちなのは「予約日に関わらず、2026年4月1日以降の宿泊分が対象」という点。それ以前に予約していても、泊まるのが4月1日以降なら課税されます。修学旅行など一定の要件を満たす場合は免除されます。

さらに登別では入湯税が1人1泊300円かかります(登別市・12歳未満は免除)。宿泊税と入湯税は別物で、両方かかります。2名1泊なら税だけで最低800円(入湯税600円+宿泊税200円)が宿泊料金とは別に上乗せされる計算です。予約サイトの表示価格に含まれていないことが多いので、現地払い分として見ておいてください。

なお函館市のように市独自の宿泊税を設けている自治体もあり、その場合は道税と合算されます(函館は合計200〜2,500円)。登別温泉の宿の公式告知では、2026年9月時点で北海道宿泊税のみが案内されています。

2. 「男女入替」を確認する

泉質の数を目当てに宿を選ぶなら、ここを必ず見てください。ホテルまほろばのように入替制の宿は、1回入っただけでは公表されている浴槽の半分しか体験できません。夜と朝の2回入る前提で滞在時間を確保しておく必要があります。逆に第一滝本館は入替を行っていないため、1回でも全体を回れます。

3. 予約のタイミング

登別は札幌・新千歳空港から日帰り圏という立地上、週末と連休に需要が集中します。年末年始や連休の宿を狙うなら早めに動くのが基本です。手配物ごとの逆算は北海道旅行の予約はいつから始めるかに、予約サイトの使い分けは北海道のホテル予約サイト比較にまとめています。

雪に覆われた北海道の冬景色(イメージ)

まとめ:今日やること

  1. 入りたい湯を先に決める。硫黄泉だけでいいなら6軒どれでもよく、宿は湯以外の基準で選べます
  2. 湯めぐりが目的なら第一滝本館(5種)、まほろば(4種)、滝乃家(4種)の3軒に絞る
  3. まほろばと滝乃家を選ぶなら、夜と朝の2回入る時間を確保する。片方だけでは全部に入れません
  4. 泊まる宿以外の湯にも入りたければ、日帰りの受付時間が早い順に回る(万世閣→グランドホテル→第一滝本館)
  5. 宿泊料金とは別に、1人1泊あたり入湯税300円+宿泊税100〜500円を見込んでおく

よくある質問(FAQ)

Q. 登別の宿はどこでも9種類の湯に入れますか?

いいえ。9種類は温泉街全体の話で、宿ごとに引いている源泉は違います。今回調べた6軒では、公表されている泉質は1種類から5種類まで分かれていました。

Q. 1軒で一番多くの泉質に入れるのはどこですか?

公式サイトで公表されている数で見ると第一滝本館の5種類(硫黄泉・食塩泉・酸性緑ばん泉・重曹泉・芒硝泉)が最多です。同館は「登別温泉最多の5つの泉質」と表記しています。

Q. 泊まらずに湯だけ入れますか?

できます。公式に日帰り入浴を案内しているのは登別万世閣(大人1,300円)、登別グランドホテル(大人2,000円)、第一滝本館(大人2,500円)の3軒です。受付時間が異なるので、終了が早い順に回ると1日で複数軒に入れます。

Q. 肌が弱いのですが硫黄泉は大丈夫ですか?

登別の硫黄泉は酸性が強く、第一滝本館は公式サイトで水素イオン濃度2.4と公表しています。心配な場合は長湯を避け、上がり湯で流すのが無難です。中性の重曹泉や保温性の高い食塩泉など、刺激の穏やかな湯を選べる宿もあります。体調や持病に不安がある場合は医師にご相談ください。

Q. 宿泊税はいつから、いくらかかりますか?

北海道宿泊税は2026年4月1日から、1人1泊あたり宿泊料金2万円未満100円/2万円以上5万円未満200円/5万円以上500円です。予約した時期に関係なく、4月1日以降の宿泊分が対象です。登別ではこれとは別に入湯税(宿泊1人300円・日帰り50円・12歳未満免除)もかかります。

Q. 子連れでも入れる湯はありますか?

各宿とも大浴場は子どもも利用できますが、酸性の強い湯は刺激があります。登別グランドホテルには食塩泉の源泉かけ流し家族風呂(50分4,400円・4名まで)があり、第一滝本館には水着で入る温水プールがあります。人目を避けたい場合は客室風呂のある宿という選択肢もあります。

登別をもっと楽しむ

温泉以外の過ごし方は登別観光のモデルコースに、帰りに買うものは登別でしか買えないお土産12選にまとめています。

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