新千歳空港から札幌駅への行き方|JR・バス・タクシー比較

新千歳空港の外観 交通案内

新千歳空港から札幌駅までの行き方|JR・バス・タクシーを徹底比較

この記事はこんな人向け
– 北海道旅行が初めてで、空港から札幌駅への移動手段がわからない人
– JR・バス・タクシーの料金や所要時間を比較して選びたい人
– 荷物が多い人、子連れ・高齢者と一緒に移動する人

【結論】迷ったらJR快速エアポートが正解。ただしバス・タクシーが向く人もいる

新千歳空港の外観

新千歳空港から札幌駅への移動手段は、大きく分けて JR(快速エアポート)・空港連絡バス・タクシー の3つです。

結論から言うと、多くの旅行者にはJR快速エアポートがおすすめです。理由はシンプルで、最速33分台・運賃1,230円と、速さ・安さ・わかりやすさのバランスが一番良いからです。空港の地下1階から乗れて、札幌駅まで乗り換えなしで到着します。

ただし、全員にJRがベストとは限りません。

  • 札幌駅から離れたホテルに直接行きたい人 → 空港連絡バス
  • 荷物が多く、できるだけ歩きたくない人 → バスまたはタクシー
  • 3人以上のグループで移動する人 → タクシー(1人あたりの料金が下がる)
  • 深夜・早朝に空港に着く人 → タクシー(JR・バスは運行時間外)

この記事では、3つの手段を料金・所要時間・快適さなどの軸で比較し、あなたの状況に合った選び方を紹介します。


JR・バス・タクシー、それぞれの特徴

まずは3つの移動手段の特徴を、1つずつ見ていきましょう。

JR快速エアポート:速い・安い・わかりやすい

JR新千歳空港駅の改札口と電光掲示板

JR快速エアポートは、新千歳空港と札幌駅を結ぶ鉄道です。空港ターミナルビルの地下1階にある「新千歳空港駅」から乗車できます。

基本データ

項目 内容
所要時間 特別快速 最速33分 / 快速 最速37分 / 区間快速 最速43分(JR北海道公式の表記。日中ダイヤでは特別快速 最速36分)
運賃(自由席) 1,230円
指定席(uシート) 運賃 + 1,000円(チケットレス購入なら + 800円)
運行本数 日中は毎時6本(特別快速1本・快速3本・区間快速2本)、1日163本
乗り場 空港ターミナルビル 地下1階(案内表示あり)
支払方法 現金・交通系ICカード(Kitaca・Suica・PASMO・TOICA・manaca・ICOCA・PiTaPa・SUGOCA・nimoca・はやかけん)※SAPICAは利用不可

快速エアポートには3つの種別があります。特別快速は停車駅が最も少なく(新千歳空港→南千歳→新札幌→札幌)、最も速い便です。JR北海道の公式サイトでは「最速33分」と案内されていますが、日中ダイヤでは最速36分の便が中心です。快速は最速37分、区間快速は最速43分で到着します。

4号車は全区間指定席の「uシート」です。確実に座りたい場合は、指定席の購入を検討してください。チケットレス(スマートフォンでの購入)なら指定席料金が200円安くなります。

JRの乗り場への行き方

国内線ターミナルに到着したら、2階のセンタープラザから案内表示に従って地下1階へ向かいます。エスカレーター・エレベーターともに利用でき、ベビーカーや車いすでもアクセスしやすい構造です。

空港連絡バス:ホテルの近くまで行ける

新千歳空港のバスのりば

空港連絡バスは、新千歳空港と札幌市内を結ぶ高速バスです。北都交通北海道中央バスの2社が運行しています。

基本データ(北都交通)

項目 内容
所要時間 約80〜90分(停留所数や道路状況により変動)
運賃 大人 1,500円 / 小人(6〜12歳)750円
運行間隔 おおむね10〜15分間隔
都心行き時刻 始発 6:26 / 終発 20:10
主な停留所 札幌駅前、ANAクラウンプラザホテル札幌、道庁正門前、グランドメルキュール札幌大通公園、京王プラザホテル札幌ほか計21停留所
乗り場 国内線ターミナル1階
支払方法 現金・クレジットカードのタッチ決済・PayPay(回数券・往復券もあり)※交通系ICカード(Suica等)は利用不可
予約 不要(満席の場合は次の便に乗車)
荷物 トランクルームあり(1人につきスーツケース1個程度が目安)

基本データ(北海道中央バス・札幌都心直行便)

項目 内容
所要時間 約65分(直行便)
運賃 大人 1,500円 / 小人 750円(札幌駅前〜新千歳空港間)
主な停留所 中島公園、すすきの、大通公園、札幌駅前
乗り場 国内線ターミナル1階
支払方法 現金・各種クレジットカードのタッチ決済・SAPICA等交通系ICカード(片道券・往復券・回数券もあり)

2社で支払方法が異なります。 北都交通ではSuicaなどの交通系ICカードは使えませんが、北海道中央バスではSAPICA等の交通系ICカードが利用できます。乗車前にどちらのバス会社の便かを確認し、支払い手段を用意しておきましょう。

バスの大きなメリットは、札幌市内の複数の停留所で降りられることです。札幌駅前だけでなく、ANAクラウンプラザホテル札幌や京王プラザホテル札幌など、主要ホテルの近くにも停まります。宿泊先の最寄りの停留所で降りれば、重い荷物を持って駅から移動する手間が省けます。

また、バスにはトランクルームがあるため、大きなスーツケースを車内に持ち込む必要がありません。ただし、1人につきスーツケース1個程度が目安です。荷物が多い場合は事前にバス会社に確認してください。

なお、バスでは全員が着席して移動します。シートベルトの着用が必要です。ベビーカーは折りたたんで乗車するか、トランクルームに預けることができます。ペットの同乗はできません(補助犬は可)。

一方で、所要時間はJRの2倍以上(北都交通で約80〜90分、中央バス直行便で約65分)かかります。高速道路の渋滞や冬の降雪で、さらに時間がかかる場合もあります。時間に余裕がないときは注意が必要です。

バスの乗り場への行き方

国内線ターミナル1階にバスのりばがあります。到着ロビー(1階)を出て、案内表示に従ってください。

タクシー:楽さ最優先ならこの選択肢

新千歳空港のタクシーのりば

タクシーは、乗り場に行って待機しているタクシーに乗るだけ。最もシンプルな移動手段です。

基本データ

項目 内容
所要時間
料金目安
乗り場 国内線1階に2か所(一般タクシーのりば・予約タクシーのりば)、国際線1階に1か所
予約 不要(乗り場で待機タクシーに乗車)
その他 観光タクシー・ジャンボタクシーは到着ロビー案内所で取り次ぎ

タクシーの最大のメリットは、目的地まで直行できることです。乗り換えも歩きもなく、荷物はトランクに入れてもらえます。小さな子ども連れや、歩行に不安がある方の移動には心強い選択肢です。

国内線ターミナルには一般タクシーのりば予約タクシーのりばの2か所があります。予約なしで乗る場合は、一般タクシーのりばへ向かってください。大人数での移動や観光タクシーを利用したい場合は、到着ロビーの案内所で相談できます。

また、3〜4人のグループで乗れば1人あたりの料金はかなり下がります。JR・バスが運行していない深夜・早朝の到着便であれば、タクシーが唯一の選択肢になることもあります。

一方で、料金はJR・バスと比べてかなり高額です。また、道路状況によっては所要時間が読みにくい面もあります。乗車前に、おおよその料金と高速料金の有無をドライバーに確認しておくと安心です。


比較表:JR・バス・タクシーを一目で比較

新千歳空港ターミナル内部

3つの手段を主要な項目で比較しました。

項目 JR快速エアポート 空港連絡バス タクシー
料金 1,230円(自由席) 1,500円
所要時間 最速33〜43分(種別による) 約65〜90分(会社・便による)
乗り換え なし なし なし
運行本数 日中毎時6本 10〜15分間隔 随時
荷物 車内持ち込み トランクルームあり(1人1個目安) トランクに収納
乗り場 地下1階(空港直結) 1階 1階(国内線2か所・国際線1か所)
快適さ 自由席は混雑の可能性あり(uシート指定席あり) 全員着席 プライベート空間
支払方法 現金・交通系ICカード(Kitaca・Suica等10種)※SAPICA不可 ※バス会社により異なる(下記参照) 現金・クレジットカード(車両による)
札幌駅到着後 JR札幌駅直結(地下鉄・バスへ乗り換えやすい) 札幌駅前のバス停で下車(駅まで徒歩数分) 目的地まで直行
こんな人向き 時間重視・コスパ重視・一人旅 ホテル直行派・荷物が多い グループ・深夜早朝・楽さ重視

※ 料金・所要時間は2026年4月時点の情報です。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
※ バスの支払方法は会社により異なります。北都交通: 現金・クレカのタッチ決済・PayPay(ICカード不可)。中央バス: 現金・クレカのタッチ決済・SAPICA等交通系ICカード。


こう選べばOK|シーン別の判断基準

JR札幌駅の外観

「結局どれを選べばいいの?」と迷ったら、次の基準で決めてください。

とにかく早く札幌駅に着きたい → JR快速エアポート

JR快速エアポートが最速の手段です。特別快速なら最速33分、快速でも最速37分で到着します(日中ダイヤでは特別快速が最速36分の便が中心)。札幌駅で次の予定がある人や、とにかく効率よく移動したい人はJR一択です。

できるだけ安く移動したい → JR自由席

JR自由席の1,230円が最安です。バスの1,500円と比べても安く、しかも所要時間も短い。コストパフォーマンスではJRが最も優れています。

荷物が多い・子連れ・高齢者と一緒 → バスまたはタクシー

大きなスーツケースが複数ある場合、JRの車内に持ち込むのは少し大変です。特に混雑する時間帯は荷物の置き場所に困ることがあります。

バスならトランクルームに荷物を預けられるので、車内では身軽に過ごせます。ただし、目安は1人につきスーツケース1個程度です。タクシーなら荷物をトランクに入れてもらい、乗り降りの介助もお願いできます。

ベビーカーや車いすを使う場合は、JR新千歳空港駅にはエレベーターが完備されていますが、乗車後の車内スペースも考慮してバスやタクシーを選ぶのも手です。バスではベビーカーを折りたたんで乗車するか、トランクルームに預ける形になります。

宿泊先が札幌駅から離れている → バス(停留所を確認)

宿泊先がJR札幌駅の周辺ではなく、大通やすすきのエリア、あるいは道庁付近の場合は、バスの方が便利な場合があります。北都交通の都心線は計21の停留所があり、ANAクラウンプラザホテル札幌、道庁正門前、グランドメルキュール札幌大通公園、京王プラザホテル札幌など、主要ホテルの近くに停車します。ホテルの最寄りの停留所を事前に確認しておきましょう。

3人以上のグループで移動する → タクシーも検討

タクシーは1台あたりの料金なので、3〜4人で乗れば1人あたりの費用を抑えられます。荷物もまとめてトランクに入れられるため、グループ旅行ではコストと快適さのバランスが良くなります。大人数の場合はジャンボタクシーを到着ロビー案内所で手配してもらうこともできます。

深夜・早朝に空港に到着する → タクシー

JRの快速エアポートとバスには運行時間があります。北都交通のバスは都心行きの終発が20:10で、JRは23時台まで運行しています(新千歳空港23:21発の特別快速あり)。それ以降に到着する便では、タクシーが現実的な選択肢です。

迷ったら → JR快速エアポート

どれにするか決められない場合は、JR快速エアポートの自由席を選んでおけば間違いありません。空港駅の場所もわかりやすく、運行本数も多いため、深く考えずに乗れます。


よくある失敗とその対策

空港から札幌駅への移動で、初めての人がやりがちな失敗をまとめました。

失敗1:繁忙期にJRの自由席に座れなかった

GW・お盆・年末年始などの繁忙期は、JR快速エアポートの自由席が満席になることがあります。約40分の立ち乗りは、荷物を持っているとなかなか大変です。

対策: 混雑が予想される時期は、uシート(指定席)を事前に購入しておくと安心です。チケットレス購入なら指定席料金が800円で済みます。

失敗2:バスの所要時間を甘く見て予定に遅れた

バスの所要時間は約80〜90分ですが、これはあくまで通常時の目安です。夏の観光シーズンや冬の降雪時には高速道路が渋滞し、到着が遅れることがあります。

対策: バスを利用する場合は、所要時間に30分程度の余裕を持って予定を組むことをおすすめします。時間が読みにくい日は、JRに切り替えるのも手です。

失敗3:バスでICカードが使えず慌てた

空港連絡バスの支払方法は、バス会社によって異なります。北都交通ではSuicaなどの交通系ICカードは利用できません(現金・クレジットカードのタッチ決済・PayPayのみ)。一方、北海道中央バスではSAPICA等の交通系ICカードが使えます。普段ICカードだけで移動している人は、乗車前にどちらの会社の便かを確認し、支払い手段を用意しておきましょう。

失敗4:タクシー料金を確認せず、予想外の出費になった

新千歳空港から札幌駅までのタクシー料金は、JRやバスと比べてかなり高額です。さらに、高速道路を利用する場合は高速料金が別途かかる可能性もあります。

対策: 乗車前に、ドライバーにおおよその料金と高速料金の有無を確認してください。観光タクシーや定額プランが利用できる場合もあるため、空港の到着ロビー案内所で聞いてみるのもおすすめです。


よくある質問(FAQ)

Q. ICカード(Suica・PASMOなど)はJRやバスで使える?

JR: Kitacaエリア内のため、Kitaca・Suica・PASMO・TOICA・manaca・ICOCA・PiTaPa・SUGOCA・nimoca・はやかけんの10種類が利用できます(JR北海道公式FAQより)。ただし、SAPICAは利用できません

バス(北都交通): SuicaなどのICカードは利用できません(北都交通公式FAQより)。現金・クレジットカードのタッチ決済・PayPayで支払えます。

バス(北海道中央バス): SAPICA等の交通系ICカードが利用できます。各種クレジットカードのタッチ決済にも対応しています。

Q. 冬は遅延する?どのくらい余裕を見ればいい?

12〜3月の冬季は、雪の影響でJR・バスともに遅延する可能性があります。特に大雪の日は、JRが運休になるケースもゼロではありません。

冬に移動する場合は、通常の所要時間に加えて30分〜1時間程度の余裕を持つと安心です。当日のJRの運行状況は、JR北海道の公式サイトで確認できます。

Q. 大きなスーツケースはどこに置ける?

  • JR: 車内に持ち込みます。座席近くの足元やデッキ部分に置くことになります。混雑時は周囲への配慮が必要です
  • バス: トランクルームに預けられます。ただし、1人につきスーツケース1個程度が目安です(北都交通公式FAQより)。荷物が多い場合は事前にバス会社へ確認してください
  • タクシー: ドライバーがトランクに積んでくれます

Q. 札幌駅に着いてからホテルへはどう行く?

JRで札幌駅に着いた場合、駅構内から地下鉄南北線・東豊線バスターミナルに乗り換えられます。JR札幌駅は交通の結節点なので、駅到着後の二次交通が充実しています。

バスの場合は札幌駅前の停留所で降りますが、宿泊先によってはANAクラウンプラザホテル札幌や京王プラザホテル札幌など、より近い停留所で降りた方が便利です。乗車前に停留所の一覧を確認しておきましょう。

タクシーなら、そのままホテルの玄関まで行けます。

Q. バスにベビーカーやペットは持ち込める?

ベビーカーは折りたたんで乗車するか、トランクルームに預けることができます。ペットの同乗はできません(補助犬は可)。自転車は輪行袋に入れれば持ち込めます(北都交通公式FAQより)。


まとめ

新千歳空港から札幌駅までの移動手段を、改めて整理します。

  • JR快速エアポート: 最速33分台・1,230円。速さ・安さ・わかりやすさのバランスが最も良い。迷ったらこれ
  • 空港連絡バス: 約65〜90分・1,500円。札幌市内の複数の停留所で降りられる。荷物が多い人やホテル直行派に便利。支払方法がバス会社によって異なるので事前確認を
  • タクシー: 目的地まで直行できる。グループ旅行、深夜・早朝の移動、楽さを最優先したい人向け

どの手段を選んでも、新千歳空港から札幌駅までは乗り換えなしで到着できます。自分の旅のスタイルに合った方法を選んで、北海道旅行を快適にスタートさせてください。

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