釧路空港から釧路市内・阿寒湖への行き方|バス・レンタカー・タクシー比較

釧路空港ターミナルの外観 交通案内

釧路空港から釧路市内・阿寒湖への行き方|バス・レンタカー・タクシー比較

この記事はこんな人向け
– 釧路空港に到着予定で、釧路市内または阿寒湖温泉への行き方を調べている人
– 阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖など道東三湖を回る計画の人
– レンタカーを借りるか公共交通で回るか迷っている人

  1. 【結論】釧路市内ならバス、阿寒湖・道東三湖を回るならレンタカーが正解
  2. バス・レンタカー・タクシー、それぞれの特徴
    1. 空港連絡バス(釧路市内行き):釧路駅まで約45分
    2. 阿寒エアポートライナー(阿寒湖温泉行き):約75〜80分
    3. 定期路線バス(阿寒線):エアポートライナーの補完に
    4. レンタカー:道東を自由に回るならベスト
    5. タクシー:定額タクシーあり
  3. 比較表:目的地別の移動手段を一目で比較
    1. 釧路市内(釧路駅)への移動手段
    2. 阿寒湖温泉への移動手段
  4. こう選べばOK|シーン別の判断基準
    1. 釧路市内の観光が中心 → 空港連絡バス
    2. 阿寒湖温泉に直行したい → エアポートライナー or レンタカー
    3. 道東三湖(阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖)を回りたい → レンタカー
    4. 冬の旅行で運転に不安がある → バス+エアポートライナー
    5. グループ旅行(3人以上) → レンタカーまたは定額タクシー
  5. 冬の道東ドライブ:知っておくべき注意点
    1. ホワイトアウトと路面凍結
    2. エゾシカの飛び出し
    3. ガソリンスタンドが少ない
    4. 冬に運転しない場合の代替手段
  6. よくある失敗とその対策
    1. 失敗1:阿寒エアポートライナーの本数を確認せず空港で待ちぼうけ
    2. 失敗2:レンタカーなしで道東三湖を回ろうとして挫折
    3. 失敗3:冬のガソリン残量を甘く見た
  7. よくある質問(FAQ)
    1. Q. 釧路空港にJR駅はある?
    2. Q. ICカード(Suica等)はバスで使える?
    3. Q. 釧路空港から知床への行き方は?
    4. Q. 釧路空港と女満別空港、どちらを使うべき?
  8. まとめ

【結論】釧路市内ならバス、阿寒湖・道東三湖を回るならレンタカーが正解

釧路空港ターミナルの外観

釧路空港からの移動手段は 空港連絡バス・阿寒エアポートライナー・レンタカー・タクシー の4つです。新千歳空港と違い、釧路空港にJR駅はありません

釧路空港の最大の特徴は、市内までの距離が遠いことです。空港連絡バスで釧路駅まで約45分・1,200円。函館空港(20分)や旭川空港(35分)と比べても移動に時間がかかります。

  • 釧路市内(釧路駅) → 空港連絡バスが便利。約45分・1,200円
  • 阿寒湖温泉 → 阿寒エアポートライナーで約75分・2,700円。ただし1日1便(定期バス含め通年4便)
  • 道東三湖(阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖)を回る → レンタカーがほぼ一択

もう1つのポイントは、シリーズ4空港の中で最もレンタカーの重要度が高いことです。道東は観光スポット間の距離が大きく、公共交通の本数も限られるため、レンタカーなしで回るのはかなり難しいエリアです。

この記事では、釧路市内・阿寒湖それぞれへの移動手段を比較し、道東ならではの冬のドライブの注意点まで詳しく紹介します。


バス・レンタカー・タクシー、それぞれの特徴

空港到着ロビーの案内表示

釧路空港から利用できる移動手段を、1つずつ見ていきましょう。

空港連絡バス(釧路市内行き):釧路駅まで約45分

空港連絡バスのりば

空港連絡バスは、釧路空港と釧路市内を結ぶ最もポピュラーな移動手段です。阿寒バスが運行しています。

基本データ

項目 内容
所要時間 釧路駅前まで約45分、MOOまで約55分
運行本数 到着便に合わせて運行(到着の約15〜20分後に出発)
乗り場 ターミナル到着ロビー出口前
支払方法 WEB乗車券(会員登録不要)、券売機、車内現金払い(両替は1,000円札のみ)

停車バス停と運賃(2026年4月1日改定)

バス停 運賃(大人) 主な周辺エリア
高専前 550円
大楽毛駅前 600円
星が浦ショッピングセンター 900円
鳥取大通2丁目 1,000円
日赤通り 1,100円
釧路駅前 1,200円 釧路駅、和商市場
フィッシャーマンズワーフMOO 1,200円 幣舞橋、釧路川河畔

空港連絡バスの特徴は、到着便に合わせて運行することです。飛行機が遅延した場合もバスが待っているため、時刻表を調べる必要がありません。

ただし、釧路駅まで約45分かかる点は覚えておきましょう。函館空港の約20分、旭川空港の約35分と比べると、市内までの移動時間は長めです。

問い合わせ: 阿寒バス(0154-37-2221)

阿寒エアポートライナー(阿寒湖温泉行き):約75〜80分

阿寒湖温泉へ直行できるバスが、阿寒バスが運行する「阿寒エアポートライナー」です。

基本データ

項目 内容
所要時間 阿寒湖バスセンターまで約75〜80分
運賃 大人2,700円 / 小人1,350円
運行本数 1日1往復(空港10:00発 / 阿寒湖11:50発)。定期路線バス(阿寒線)も含めると通年4往復・夏季5往復
運行期間 2026年4月1日〜2027年3月31日
支払方法 WEB乗車券(購入可)

停車バス停

釧路空港 → 阿寒湖温泉各ホテル → 阿寒湖バスセンター(直行)

2026年4月1日より直行運転に変更され、途中停車はありません。途中下車はできません。途中区間のみの乗車は30番阿寒線をご利用ください。

阿寒湖温泉の主要ホテル前に停車するため、宿まで直接行けるのが便利です。

4枚綴り回数券: 7,000円(1枚あたり1,750円相当。単体購入2,700円より割安)

釧路空港発 → 阿寒湖温泉方面の時刻表

便名 空港発 阿寒湖BC着 備考
エアポートライナー1号 10:00 11:15 通年・予約推奨
定期バス103便 10:57 12:10 通年
定期バス105便 ※ 12:47 14:10 7/1〜10/31のみ
定期バス107便 15:37 16:50 通年
定期バス109便 18:02 19:15 通年

阿寒湖温泉発 → 釧路空港方面の時刻表

便名 阿寒湖BC発 空港着 備考
定期バス102便 7:30 8:40 通年
定期バス104便 ※ 10:20 11:30 7/1〜10/31のみ
エアポートライナー2号 11:50 13:10 通年・予約推奨
定期バス106便 ※ 12:40 14:05 7/1〜10/31のみ
定期バス108便 16:15 17:25 通年

※ 印は7月1日〜10月31日のみ運行。

※ 航空便が20分以内の遅延の場合、エアポートライナーは出発を遅らせて運行(30分以上の遅延は次便を利用)。

出典:釧路・阿寒湖観光公式サイト(令和8年4月1日〜令和9年3月31日版)

注意すべきはエアポートライナー自体の運行本数の少なさです。 エアポートライナーは1日1往復のみ(空港10:00発 / 阿寒湖11:50発)。定期路線バスを含めれば通年4往復・夏季5往復ありますが、到着便の時刻と発車時刻が合わないと、空港で長時間待つか、別の手段で移動する必要があります。

阿寒湖温泉に向かう場合は、必ず事前に上の時刻表を確認しておきましょう。時刻が合わない場合は、レンタカーまたはタクシーが代替手段になります。

定期路線バス(阿寒線):エアポートライナーの補完に

阿寒エアポートライナーとは別に、定期路線バス(30番阿寒線)も釧路駅前〜釧路空港〜阿寒湖温泉を結んでいます。エアポートライナーの時刻が合わない場合の代替手段です。

運賃

区間 大人 小人
釧路空港 ↔ 阿寒湖温泉 2,190円 1,100円
釧路駅前 ↔ 阿寒湖温泉 2,750円 1,380円

往復割引Rキップ(10日間有効):釧路駅前↔阿寒湖 4,400円

時刻表(釧路駅前発 → 空港経由 → 阿寒湖BC行き)

便名 釧路駅前発 空港発 阿寒湖BC着 備考
103便 10:10 10:57 12:10 通年
105便 ※ 12:00 12:47 14:10 7/1〜10/31のみ
107便 14:50 15:37 16:50 通年

時刻表(阿寒湖BC発 → 空港経由 → 釧路駅前行き)

便名 阿寒湖BC発 空港着 釧路駅前着 備考
102便 7:30 8:40 9:30 通年
106便 ※ 12:40 14:05 14:55 7/1〜10/31のみ
108便 16:15 17:25 18:15 通年

※ 印は7月1日〜10月31日のみ運行。

エアポートライナーとの主な違い

項目 エアポートライナー 定期路線バス(阿寒線)
停車 各ホテル前に停車 阿寒湖バスセンター止まり
丹頂の里 停車なし(直行) 停車あり
予約 予約推奨 予約不要・当日乗車
運賃(空港↔阿寒湖) 2,700円 2,190円

レンタカー:道東を自由に回るならベスト

レンタカーカウンター

道東エリアを観光するなら、レンタカーの利便性が圧倒的に高いです。阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖の「道東三湖」や知床方面を回るには、レンタカーがほぼ必須です。

空港内レンタカー会社(5社)

釧路空港1階到着口向かいにレンタカーカウンターがあります。受付後、各社の営業所まで無料送迎があります(車で1〜5分)。

会社名 電話番号
トヨタレンタカー 0154-57-4100
日産レンタカー 0154-57-4855
ニッポンレンタカー 050-1712-2974
タイムズカー 0154-57-5508
オリックスレンタカー 0154-57-3636

各エリアへの所要時間(車)

目的地 所要時間 距離の目安
釧路駅 約27〜30分 約20km
阿寒湖温泉 約1時間〜1時間10分 約60km
摩周湖(第一展望台) 約1時間30分 約82km
屈斜路湖 約3時間 約90〜103km
釧路湿原展望台 約20分 約16km
知床(ウトロ) 約3時間15分 約180km

レンタカーの最大のメリットは、道東の広大なエリアを自分のペースで回れることです。道東三湖をバスだけで回るのは非常に困難で、レンタカーなら1日で阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖を周遊することもできます。

ただし、冬の道東ドライブは北海道の中でも難易度が最も高いエリアです。冬季の注意点は後述の「冬の道東ドライブ」セクションで詳しく説明します。

タクシー:定額タクシーあり

タクシーのりばはターミナル到着ロビーの出口前にあります。

料金目安

目的地 料金目安 所要時間
釧路駅 約7,610円(メーター制) 約30分
釧路市内Aエリア(定額) 普通車7,400円 / 特大型11,500円 約30分
阿寒湖温泉 約24,000円(普通車・目安) 約1時間〜1時間10分

※ 定額タクシーは要事前予約です。深夜・早朝は割増料金があります。

定額タクシーはメーター制とほぼ同額かやや割安で、道路状況による料金変動がないため安心です。

主なタクシー会社

  • 金星釧路ハイヤー(0154-22-8141)
  • 釧路交通(0154-51-1234)
  • 釧路個人タクシー協同組合(0154-22-3156)
  • くしろハイヤー(0154-36-1155)
  • 小鳩ハイヤー(0154-36-3636)
  • 第一共栄交通(0154-36-4151)※定額タクシー予約先
  • まりも交通(0154-46-3121)

比較表:目的地別の移動手段を一目で比較

阿寒湖の風景

釧路市内(釧路駅)への移動手段

項目 空港連絡バス タクシー(定額) レンタカー
所要時間 約45分 約30分 約30分
料金 1,200円 7,400円(普通車) 1日5,000円前後〜
おすすめ度 ★★★ ★★

阿寒湖温泉への移動手段

項目 エアポートライナー タクシー レンタカー
所要時間 約75分 約1時間〜1時間10分 約1時間〜1時間10分
料金 2,700円 約24,000円 1日5,000円前後〜
その後の観光 阿寒湖周辺に限定 都度手配が必要 道東三湖を自由に回れる
おすすめ度 ★★(便が合えば) ★★ ★★★

※ レンタカーは1日あたりの料金。ガソリン代は別途。


こう選べばOK|シーン別の判断基準

釧路湿原の風景

「結局どれを選べばいいの?」と迷ったら、次の基準で決めてください。

釧路市内の観光が中心 → 空港連絡バス

釧路駅周辺の観光(和商市場、幣舞橋、釧路湿原など)が目的なら、空港連絡バスが最もシンプルです。飛行機の到着に合わせて運行するため、待ち時間の心配もありません。

釧路湿原の展望台へはバスやタクシーの利用が必要ですが、和商市場の「勝手丼」や幣舞橋の夕日など、駅周辺の見どころはバスで十分アクセスできます。

阿寒湖温泉に直行したい → エアポートライナー or レンタカー

阿寒湖温泉が目的地なら、まずエアポートライナーの時刻を確認しましょう。便が合えば、乗り換えなしで阿寒湖温泉の宿の前まで連れて行ってくれます。

ただしエアポートライナーは1日1便(10:00発)のため、到着便との接続が悪い場合は定期路線バスかレンタカーが現実的な選択肢です。阿寒湖温泉に泊まった後、翌日に摩周湖や屈斜路湖を回る予定なら、最初からレンタカーを借りるのが効率的です。

道東三湖(阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖)を回りたい → レンタカー

道東三湖をすべて回るなら、レンタカー一択です。

三湖の間を結ぶ公共交通は極めて少なく、バスだけで回ろうとすると1日では到底足りません。レンタカーなら1日で三湖を周遊でき、途中のビュースポットや温泉にも立ち寄れます。

冬の旅行で運転に不安がある → バス+エアポートライナー

冬季(12〜3月)の道東は、北海道の中でも特に運転の難易度が高いエリアです。雪道の運転に慣れていない場合は、レンタカーを避けてバスとエアポートライナーを組み合わせるのが安全です。

釧路市内は空港連絡バスで移動し、阿寒湖温泉にはエアポートライナーを利用しましょう。道東三湖は冬季限定のホワイトピリカ号(阿寒バス・大人8,000円)で1日で巡ることができます。詳しくは後述の「冬に運転しない場合の代替手段」をご覧ください。

グループ旅行(3人以上) → レンタカーまたは定額タクシー

3〜4人のグループなら、レンタカーが最もコストパフォーマンスに優れます。レンタカー代・ガソリン代を割り勘すれば、1人あたりの費用はバスより安くなることもあります。

釧路市内だけの移動なら、定額タクシー(普通車7,400円)を4人で割り勘して1人1,850円という選択肢もあります。バスの1,200円と比べて大きな差にはなりません。


冬の道東ドライブ:知っておくべき注意点

冬の道東の道路風景

道東は北海道の中でも冬の運転が最も厳しいエリアです。旭川や函館と違い、以下のリスクが重なります。レンタカーを借りる場合は、必ず事前に対策を確認してください。

ホワイトアウトと路面凍結

道東の冬は風が強く、吹雪で視界がゼロになるホワイトアウトが発生しやすい地域です。特に阿寒湖〜摩周湖間の峠道や、釧路〜標茶間の直線道路は要注意です。

路面は完全にアイスバーン(凍結路面)になることが多く、スタッドレスタイヤでもブレーキが効きにくくなります。

対策:
– 冬季はスタッドレスタイヤ+4WD車を選ぶ
– 車間距離を通常の2〜3倍に取る
– 吹雪で前が見えなくなったら、無理に走らず安全な場所に停車して待つ
– 日没が早い(16時台)ため、明るいうちに移動を終える

エゾシカの飛び出し

道東はエゾシカの生息密度が非常に高い地域です。特に夕方〜夜間にかけて、シカが突然道路に飛び出してくることがあります。シカとの衝突事故は車両の大破につながる危険があります。

対策:
– 夕方〜早朝は特に注意。「動物注意」の標識がある区間では速度を落とす
– 1頭見えたら、後から仲間が続けて出てくることが多い。すぐに加速しない
– レンタカーの保険(免責補償・NOC補償)には必ず加入する

ガソリンスタンドが少ない

道東は町と町の間の距離が長く、ガソリンスタンドの間隔が50km以上空く区間があります。「次の町で給油しよう」と思っていたら、営業時間外で閉まっていた…というトラブルも起きています。

対策:
残量が半分になったら給油する習慣をつける
– 阿寒湖温泉周辺のガソリンスタンドは阿寒湖畔SS(apollostation/出光系)が1カ所のみ。日曜定休・営業時間は8:00〜18:00のため、夜間や日曜は利用できない。釧路市内で満タンにしてから出発するのが鉄則
– 冬は暖房でガソリン消費が増えるため、余裕を持って給油する

冬に運転しない場合の代替手段

冬の道東をレンタカーなしで回る方法もあります。

  • 阿寒エアポートライナー: 釧路空港→阿寒湖温泉を直行(冬季も運行)
  • 定期路線バス(阿寒線): 釧路駅〜阿寒湖温泉を結ぶ

ホワイトピリカ号(阿寒バス)— 最もおすすめの冬季観光バス

道東三湖(摩周湖・屈斜路湖・阿寒湖)を1日で巡る定期観光バスです。

項目 内容
運行期間 2026年1月10日〜3月29日(毎日運行)
コース 釧路駅前(08:30発)→ 鶴見台 → 屈斜路湖(砂湯)→ 硫黄山 → 摩周湖第一展望台 → 阿寒湖温泉(自由時間60分)→ 釧路空港(17:20着)→ 釧路駅前(18:00着)
料金 釧路市内→釧路市内 大人8,000円 / 釧路市内→釧路空港下車 大人7,500円
予約 ガイド付き・予約制(阿寒バス公式サイトでWEB予約可)

釧路空港での降車が可能なため、最終日に三湖を観光してそのまま空港へ向かう行程に最適です。

知床釧路号(阿寒バス)— 知床から釧路空港へ戻るルートに

項目 内容
運行期間 2026年1月18日〜3月15日(毎日運行)
コース ウトロ(知床)→ 野付半島 → 摩周湖 → 阿寒湖 → 釧路空港(17:55着)→ 釧路駅前
料金 ウトロ→釧路空港 大人5,800円(小人半額)

釧路空港での降車が可能で、レンタカーなしで知床〜釧路を移動する最有力手段です。

観光タクシー(通年)

道東三湖を回るチャータータクシーも利用できます。例えば、釧路交通の「観光コースD 摩周湖と屈斜路湖と阿寒湖で湖制覇の旅」は、釧路空港・市内発で6時間30分・47,450円(1台あたり・最大4名)です。

冬季の三湖周遊には、ホワイトピリカ号と観光タクシーのどちらかが現実的な選択肢です。


よくある失敗とその対策

釧路空港からの移動で、初めての人がやりがちな失敗をまとめました。

失敗1:阿寒エアポートライナーの本数を確認せず空港で待ちぼうけ

阿寒エアポートライナーは1日1便(10:00発)しかありません。定期路線バスを含めても通年4便・夏季5便です。「空港に着けばバスがあるだろう」と思っていると、次のバスまで数時間待ちになることがあります。

対策: 出発前に阿寒バス公式サイトで時刻表を確認し、到着便との接続を調べておきましょう。便が合わない場合は、最初からレンタカーを手配しておくのが確実です。

失敗2:レンタカーなしで道東三湖を回ろうとして挫折

阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖の三湖を公共交通だけで回るのは、極めて困難です。三湖の間を結ぶバスは本数が少なく、接続も悪いため、1日で回ることはまず不可能です。

対策: 道東三湖を回るなら、レンタカーを借りましょう。冬の運転が不安な場合は、観光タクシーのチャーターも検討してください。

失敗3:冬のガソリン残量を甘く見た

道東はガソリンスタンドの間隔が長く、冬は暖房でガソリン消費も増えます。「まだ半分あるから大丈夫」と思っていたら、次のスタンドまでたどり着けなかった…という事態は避けたいところです。

対策: ガソリンは残量が半分になったら必ず給油。釧路市内で満タンにしてから出発するのが鉄則です。


よくある質問(FAQ)

Q. 釧路空港にJR駅はある?

ありません。 釧路空港に接続するJR路線はなく、空港とJR釧路駅の間はバスまたはタクシーで移動する必要があります。空港連絡バスで約45分です。

新千歳空港にはJR新千歳空港駅がありますが、釧路空港・旭川空港・函館空港にはこのような鉄道接続がありません。

Q. ICカード(Suica等)はバスで使える?

阿寒バスの空港連絡バスはSuicaなどのICカードには対応していません。 支払いはWEB乗車券・券売機・現金(バス車内)のみです。車内両替は1,000円札紙幣のみ対応のため、小銭の準備をおすすめします。

Q. 釧路空港から知床への行き方は?

釧路空港から知床(ウトロ)への直行バスはありません。レンタカーが最も現実的で、約3時間15分(約180km)です。

公共交通を使う場合は、以下のルートになります。

  • 釧路駅→知床斜里駅(JR釧網本線): 約2時間26分・3,520円(乗り換えなし)
  • 知床斜里駅→ウトロ(斜里バス): 約50分・1,650円
  • 合計: 約3時間15分・5,170円

知床が主な目的地の場合は、女満別空港の利用も検討してください。女満別空港から知床(ウトロ)までは知床エアポートライナー(季節運行)で約2時間・片道約3,300〜3,500円です。

Q. 釧路空港と女満別空港、どちらを使うべき?

目的地で使い分けるのが正解です。

  • 釧路市内・阿寒湖が中心 → 釧路空港
  • 知床・網走が中心 → 女満別空港
  • 道東三湖(阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖)を回りたい → どちらの空港でも可。レンタカー利用が前提

旅程に釧路と知床の両方が含まれる場合は、釧路空港着→釧路・阿寒湖→知床→女満別空港発(またはその逆)と、異なる空港を組み合わせるのも効率的です。


まとめ

釧路空港からの移動手段を、改めて整理します。

  • 空港連絡バス: 釧路駅まで約45分・1,200円。飛行機の到着に連動して運行するため手軽
  • 阿寒エアポートライナー: 阿寒湖温泉まで約75分・2,700円。1日1便(定期バス含め通年4便)のため時刻の確認が必須
  • レンタカー: 道東三湖を回るならほぼ一択。空港内に5社のカウンターあり
  • タクシー: 釧路市内まで約7,400円(定額)。要事前予約
  • 冬の道東ドライブ: ホワイトアウト・路面凍結・エゾシカ・ガソリン不足に注意。不安なら公共交通を選ぶ

釧路空港は道東観光の玄関口です。阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖の雄大な自然を満喫するために、移動手段をしっかり準備してから出発しましょう。

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