釧路空港から釧路市内・阿寒湖への行き方|バス・レンタカー・タクシー比較
この記事はこんな人向け
– 釧路空港に到着予定で、釧路市内または阿寒湖温泉への行き方を調べている人
– 阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖など道東三湖を回る計画の人
– レンタカーを借りるか公共交通で回るか迷っている人
【結論】釧路市内ならバス、阿寒湖・道東三湖を回るならレンタカーが正解

釧路空港からの移動手段は 空港連絡バス・阿寒エアポートライナー・レンタカー・タクシー の4つです。新千歳空港と違い、釧路空港にJR駅はありません。
釧路空港の最大の特徴は、市内までの距離が遠いことです。空港連絡バスで釧路駅まで約45分・1,200円。函館空港(20分)や旭川空港(35分)と比べても移動に時間がかかります。
- 釧路市内(釧路駅) → 空港連絡バスが便利。約45分・1,200円
- 阿寒湖温泉 → 阿寒エアポートライナーで約75分・2,700円。ただし1日1便(定期バス含め通年4便)
- 道東三湖(阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖)を回る → レンタカーがほぼ一択
もう1つのポイントは、シリーズ4空港の中で最もレンタカーの重要度が高いことです。道東は観光スポット間の距離が大きく、公共交通の本数も限られるため、レンタカーなしで回るのはかなり難しいエリアです。
この記事では、釧路市内・阿寒湖それぞれへの移動手段を比較し、道東ならではの冬のドライブの注意点まで詳しく紹介します。
バス・レンタカー・タクシー、それぞれの特徴

釧路空港から利用できる移動手段を、1つずつ見ていきましょう。
空港連絡バス(釧路市内行き):釧路駅まで約45分

空港連絡バスは、釧路空港と釧路市内を結ぶ最もポピュラーな移動手段です。阿寒バスが運行しています。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所要時間 | 釧路駅前まで約45分、MOOまで約55分 |
| 運行本数 | 到着便に合わせて運行(到着の約15〜20分後に出発) |
| 乗り場 | ターミナル到着ロビー出口前 |
| 支払方法 | WEB乗車券(会員登録不要)、券売機、車内現金払い(両替は1,000円札のみ) |
停車バス停と運賃(2026年4月1日改定)
| バス停 | 運賃(大人) | 主な周辺エリア |
|---|---|---|
| 高専前 | 550円 | — |
| 大楽毛駅前 | 600円 | — |
| 星が浦ショッピングセンター | 900円 | — |
| 鳥取大通2丁目 | 1,000円 | — |
| 日赤通り | 1,100円 | — |
| 釧路駅前 | 1,200円 | 釧路駅、和商市場 |
| フィッシャーマンズワーフMOO | 1,200円 | 幣舞橋、釧路川河畔 |
空港連絡バスの特徴は、到着便に合わせて運行することです。飛行機が遅延した場合もバスが待っているため、時刻表を調べる必要がありません。
ただし、釧路駅まで約45分かかる点は覚えておきましょう。函館空港の約20分、旭川空港の約35分と比べると、市内までの移動時間は長めです。
問い合わせ: 阿寒バス(0154-37-2221)
阿寒エアポートライナー(阿寒湖温泉行き):約75〜80分
阿寒湖温泉へ直行できるバスが、阿寒バスが運行する「阿寒エアポートライナー」です。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所要時間 | 阿寒湖バスセンターまで約75〜80分 |
| 運賃 | 大人2,700円 / 小人1,350円 |
| 運行本数 | 1日1往復(空港10:00発 / 阿寒湖11:50発)。定期路線バス(阿寒線)も含めると通年4往復・夏季5往復 |
| 運行期間 | 2026年4月1日〜2027年3月31日 |
| 支払方法 | WEB乗車券(購入可) |
停車バス停
釧路空港 → 阿寒湖温泉各ホテル → 阿寒湖バスセンター(直行)
2026年4月1日より直行運転に変更され、途中停車はありません。途中下車はできません。途中区間のみの乗車は30番阿寒線をご利用ください。
阿寒湖温泉の主要ホテル前に停車するため、宿まで直接行けるのが便利です。
4枚綴り回数券: 7,000円(1枚あたり1,750円相当。単体購入2,700円より割安)
釧路空港発 → 阿寒湖温泉方面の時刻表
| 便名 | 空港発 | 阿寒湖BC着 | 備考 |
|---|---|---|---|
| エアポートライナー1号 | 10:00 | 11:15 | 通年・予約推奨 |
| 定期バス103便 | 10:57 | 12:10 | 通年 |
| 定期バス105便 ※ | 12:47 | 14:10 | 7/1〜10/31のみ |
| 定期バス107便 | 15:37 | 16:50 | 通年 |
| 定期バス109便 | 18:02 | 19:15 | 通年 |
阿寒湖温泉発 → 釧路空港方面の時刻表
| 便名 | 阿寒湖BC発 | 空港着 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 定期バス102便 | 7:30 | 8:40 | 通年 |
| 定期バス104便 ※ | 10:20 | 11:30 | 7/1〜10/31のみ |
| エアポートライナー2号 | 11:50 | 13:10 | 通年・予約推奨 |
| 定期バス106便 ※ | 12:40 | 14:05 | 7/1〜10/31のみ |
| 定期バス108便 | 16:15 | 17:25 | 通年 |
※ 印は7月1日〜10月31日のみ運行。
※ 航空便が20分以内の遅延の場合、エアポートライナーは出発を遅らせて運行(30分以上の遅延は次便を利用)。
出典:釧路・阿寒湖観光公式サイト(令和8年4月1日〜令和9年3月31日版)
注意すべきはエアポートライナー自体の運行本数の少なさです。 エアポートライナーは1日1往復のみ(空港10:00発 / 阿寒湖11:50発)。定期路線バスを含めれば通年4往復・夏季5往復ありますが、到着便の時刻と発車時刻が合わないと、空港で長時間待つか、別の手段で移動する必要があります。
阿寒湖温泉に向かう場合は、必ず事前に上の時刻表を確認しておきましょう。時刻が合わない場合は、レンタカーまたはタクシーが代替手段になります。
定期路線バス(阿寒線):エアポートライナーの補完に
阿寒エアポートライナーとは別に、定期路線バス(30番阿寒線)も釧路駅前〜釧路空港〜阿寒湖温泉を結んでいます。エアポートライナーの時刻が合わない場合の代替手段です。
運賃
| 区間 | 大人 | 小人 |
|---|---|---|
| 釧路空港 ↔ 阿寒湖温泉 | 2,190円 | 1,100円 |
| 釧路駅前 ↔ 阿寒湖温泉 | 2,750円 | 1,380円 |
往復割引Rキップ(10日間有効):釧路駅前↔阿寒湖 4,400円
時刻表(釧路駅前発 → 空港経由 → 阿寒湖BC行き)
| 便名 | 釧路駅前発 | 空港発 | 阿寒湖BC着 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 103便 | 10:10 | 10:57 | 12:10 | 通年 |
| 105便 ※ | 12:00 | 12:47 | 14:10 | 7/1〜10/31のみ |
| 107便 | 14:50 | 15:37 | 16:50 | 通年 |
時刻表(阿寒湖BC発 → 空港経由 → 釧路駅前行き)
| 便名 | 阿寒湖BC発 | 空港着 | 釧路駅前着 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 102便 | 7:30 | 8:40 | 9:30 | 通年 |
| 106便 ※ | 12:40 | 14:05 | 14:55 | 7/1〜10/31のみ |
| 108便 | 16:15 | 17:25 | 18:15 | 通年 |
※ 印は7月1日〜10月31日のみ運行。
エアポートライナーとの主な違い
| 項目 | エアポートライナー | 定期路線バス(阿寒線) |
|---|---|---|
| 停車 | 各ホテル前に停車 | 阿寒湖バスセンター止まり |
| 丹頂の里 | 停車なし(直行) | 停車あり |
| 予約 | 予約推奨 | 予約不要・当日乗車 |
| 運賃(空港↔阿寒湖) | 2,700円 | 2,190円 |
レンタカー:道東を自由に回るならベスト

道東エリアを観光するなら、レンタカーの利便性が圧倒的に高いです。阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖の「道東三湖」や知床方面を回るには、レンタカーがほぼ必須です。
空港内レンタカー会社(5社)
釧路空港1階到着口向かいにレンタカーカウンターがあります。受付後、各社の営業所まで無料送迎があります(車で1〜5分)。
| 会社名 | 電話番号 |
|---|---|
| トヨタレンタカー | 0154-57-4100 |
| 日産レンタカー | 0154-57-4855 |
| ニッポンレンタカー | 050-1712-2974 |
| タイムズカー | 0154-57-5508 |
| オリックスレンタカー | 0154-57-3636 |
各エリアへの所要時間(車)
| 目的地 | 所要時間 | 距離の目安 |
|---|---|---|
| 釧路駅 | 約27〜30分 | 約20km |
| 阿寒湖温泉 | 約1時間〜1時間10分 | 約60km |
| 摩周湖(第一展望台) | 約1時間30分 | 約82km |
| 屈斜路湖 | 約3時間 | 約90〜103km |
| 釧路湿原展望台 | 約20分 | 約16km |
| 知床(ウトロ) | 約3時間15分 | 約180km |
レンタカーの最大のメリットは、道東の広大なエリアを自分のペースで回れることです。道東三湖をバスだけで回るのは非常に困難で、レンタカーなら1日で阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖を周遊することもできます。
ただし、冬の道東ドライブは北海道の中でも難易度が最も高いエリアです。冬季の注意点は後述の「冬の道東ドライブ」セクションで詳しく説明します。
タクシー:定額タクシーあり
タクシーのりばはターミナル到着ロビーの出口前にあります。
料金目安
| 目的地 | 料金目安 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 釧路駅 | 約7,610円(メーター制) | 約30分 |
| 釧路市内Aエリア(定額) | 普通車7,400円 / 特大型11,500円 | 約30分 |
| 阿寒湖温泉 | 約24,000円(普通車・目安) | 約1時間〜1時間10分 |
※ 定額タクシーは要事前予約です。深夜・早朝は割増料金があります。
定額タクシーはメーター制とほぼ同額かやや割安で、道路状況による料金変動がないため安心です。
主なタクシー会社
- 金星釧路ハイヤー(0154-22-8141)
- 釧路交通(0154-51-1234)
- 釧路個人タクシー協同組合(0154-22-3156)
- くしろハイヤー(0154-36-1155)
- 小鳩ハイヤー(0154-36-3636)
- 第一共栄交通(0154-36-4151)※定額タクシー予約先
- まりも交通(0154-46-3121)
比較表:目的地別の移動手段を一目で比較

釧路市内(釧路駅)への移動手段
| 項目 | 空港連絡バス | タクシー(定額) | レンタカー |
|---|---|---|---|
| 所要時間 | 約45分 | 約30分 | 約30分 |
| 料金 | 1,200円 | 7,400円(普通車) | 1日5,000円前後〜 |
| おすすめ度 | ★★★ | ★★ | ★ |
阿寒湖温泉への移動手段
| 項目 | エアポートライナー | タクシー | レンタカー |
|---|---|---|---|
| 所要時間 | 約75分 | 約1時間〜1時間10分 | 約1時間〜1時間10分 |
| 料金 | 2,700円 | 約24,000円 | 1日5,000円前後〜 |
| その後の観光 | 阿寒湖周辺に限定 | 都度手配が必要 | 道東三湖を自由に回れる |
| おすすめ度 | ★★(便が合えば) | ★★ | ★★★ |
※ レンタカーは1日あたりの料金。ガソリン代は別途。
こう選べばOK|シーン別の判断基準

「結局どれを選べばいいの?」と迷ったら、次の基準で決めてください。
釧路市内の観光が中心 → 空港連絡バス
釧路駅周辺の観光(和商市場、幣舞橋、釧路湿原など)が目的なら、空港連絡バスが最もシンプルです。飛行機の到着に合わせて運行するため、待ち時間の心配もありません。
釧路湿原の展望台へはバスやタクシーの利用が必要ですが、和商市場の「勝手丼」や幣舞橋の夕日など、駅周辺の見どころはバスで十分アクセスできます。
阿寒湖温泉に直行したい → エアポートライナー or レンタカー
阿寒湖温泉が目的地なら、まずエアポートライナーの時刻を確認しましょう。便が合えば、乗り換えなしで阿寒湖温泉の宿の前まで連れて行ってくれます。
ただしエアポートライナーは1日1便(10:00発)のため、到着便との接続が悪い場合は定期路線バスかレンタカーが現実的な選択肢です。阿寒湖温泉に泊まった後、翌日に摩周湖や屈斜路湖を回る予定なら、最初からレンタカーを借りるのが効率的です。
道東三湖(阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖)を回りたい → レンタカー
道東三湖をすべて回るなら、レンタカー一択です。
三湖の間を結ぶ公共交通は極めて少なく、バスだけで回ろうとすると1日では到底足りません。レンタカーなら1日で三湖を周遊でき、途中のビュースポットや温泉にも立ち寄れます。
冬の旅行で運転に不安がある → バス+エアポートライナー
冬季(12〜3月)の道東は、北海道の中でも特に運転の難易度が高いエリアです。雪道の運転に慣れていない場合は、レンタカーを避けてバスとエアポートライナーを組み合わせるのが安全です。
釧路市内は空港連絡バスで移動し、阿寒湖温泉にはエアポートライナーを利用しましょう。道東三湖は冬季限定のホワイトピリカ号(阿寒バス・大人8,000円)で1日で巡ることができます。詳しくは後述の「冬に運転しない場合の代替手段」をご覧ください。
グループ旅行(3人以上) → レンタカーまたは定額タクシー
3〜4人のグループなら、レンタカーが最もコストパフォーマンスに優れます。レンタカー代・ガソリン代を割り勘すれば、1人あたりの費用はバスより安くなることもあります。
釧路市内だけの移動なら、定額タクシー(普通車7,400円)を4人で割り勘して1人1,850円という選択肢もあります。バスの1,200円と比べて大きな差にはなりません。
冬の道東ドライブ:知っておくべき注意点

道東は北海道の中でも冬の運転が最も厳しいエリアです。旭川や函館と違い、以下のリスクが重なります。レンタカーを借りる場合は、必ず事前に対策を確認してください。
ホワイトアウトと路面凍結
道東の冬は風が強く、吹雪で視界がゼロになるホワイトアウトが発生しやすい地域です。特に阿寒湖〜摩周湖間の峠道や、釧路〜標茶間の直線道路は要注意です。
路面は完全にアイスバーン(凍結路面)になることが多く、スタッドレスタイヤでもブレーキが効きにくくなります。
対策:
– 冬季はスタッドレスタイヤ+4WD車を選ぶ
– 車間距離を通常の2〜3倍に取る
– 吹雪で前が見えなくなったら、無理に走らず安全な場所に停車して待つ
– 日没が早い(16時台)ため、明るいうちに移動を終える
エゾシカの飛び出し
道東はエゾシカの生息密度が非常に高い地域です。特に夕方〜夜間にかけて、シカが突然道路に飛び出してくることがあります。シカとの衝突事故は車両の大破につながる危険があります。
対策:
– 夕方〜早朝は特に注意。「動物注意」の標識がある区間では速度を落とす
– 1頭見えたら、後から仲間が続けて出てくることが多い。すぐに加速しない
– レンタカーの保険(免責補償・NOC補償)には必ず加入する
ガソリンスタンドが少ない
道東は町と町の間の距離が長く、ガソリンスタンドの間隔が50km以上空く区間があります。「次の町で給油しよう」と思っていたら、営業時間外で閉まっていた…というトラブルも起きています。
対策:
– 残量が半分になったら給油する習慣をつける
– 阿寒湖温泉周辺のガソリンスタンドは阿寒湖畔SS(apollostation/出光系)が1カ所のみ。日曜定休・営業時間は8:00〜18:00のため、夜間や日曜は利用できない。釧路市内で満タンにしてから出発するのが鉄則
– 冬は暖房でガソリン消費が増えるため、余裕を持って給油する
冬に運転しない場合の代替手段
冬の道東をレンタカーなしで回る方法もあります。
- 阿寒エアポートライナー: 釧路空港→阿寒湖温泉を直行(冬季も運行)
- 定期路線バス(阿寒線): 釧路駅〜阿寒湖温泉を結ぶ
ホワイトピリカ号(阿寒バス)— 最もおすすめの冬季観光バス
道東三湖(摩周湖・屈斜路湖・阿寒湖)を1日で巡る定期観光バスです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運行期間 | 2026年1月10日〜3月29日(毎日運行) |
| コース | 釧路駅前(08:30発)→ 鶴見台 → 屈斜路湖(砂湯)→ 硫黄山 → 摩周湖第一展望台 → 阿寒湖温泉(自由時間60分)→ 釧路空港(17:20着)→ 釧路駅前(18:00着) |
| 料金 | 釧路市内→釧路市内 大人8,000円 / 釧路市内→釧路空港下車 大人7,500円 |
| 予約 | ガイド付き・予約制(阿寒バス公式サイトでWEB予約可) |
釧路空港での降車が可能なため、最終日に三湖を観光してそのまま空港へ向かう行程に最適です。
知床釧路号(阿寒バス)— 知床から釧路空港へ戻るルートに
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運行期間 | 2026年1月18日〜3月15日(毎日運行) |
| コース | ウトロ(知床)→ 野付半島 → 摩周湖 → 阿寒湖 → 釧路空港(17:55着)→ 釧路駅前 |
| 料金 | ウトロ→釧路空港 大人5,800円(小人半額) |
釧路空港での降車が可能で、レンタカーなしで知床〜釧路を移動する最有力手段です。
観光タクシー(通年)
道東三湖を回るチャータータクシーも利用できます。例えば、釧路交通の「観光コースD 摩周湖と屈斜路湖と阿寒湖で湖制覇の旅」は、釧路空港・市内発で6時間30分・47,450円(1台あたり・最大4名)です。
冬季の三湖周遊には、ホワイトピリカ号と観光タクシーのどちらかが現実的な選択肢です。
よくある失敗とその対策
釧路空港からの移動で、初めての人がやりがちな失敗をまとめました。
失敗1:阿寒エアポートライナーの本数を確認せず空港で待ちぼうけ
阿寒エアポートライナーは1日1便(10:00発)しかありません。定期路線バスを含めても通年4便・夏季5便です。「空港に着けばバスがあるだろう」と思っていると、次のバスまで数時間待ちになることがあります。
対策: 出発前に阿寒バス公式サイトで時刻表を確認し、到着便との接続を調べておきましょう。便が合わない場合は、最初からレンタカーを手配しておくのが確実です。
失敗2:レンタカーなしで道東三湖を回ろうとして挫折
阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖の三湖を公共交通だけで回るのは、極めて困難です。三湖の間を結ぶバスは本数が少なく、接続も悪いため、1日で回ることはまず不可能です。
対策: 道東三湖を回るなら、レンタカーを借りましょう。冬の運転が不安な場合は、観光タクシーのチャーターも検討してください。
失敗3:冬のガソリン残量を甘く見た
道東はガソリンスタンドの間隔が長く、冬は暖房でガソリン消費も増えます。「まだ半分あるから大丈夫」と思っていたら、次のスタンドまでたどり着けなかった…という事態は避けたいところです。
対策: ガソリンは残量が半分になったら必ず給油。釧路市内で満タンにしてから出発するのが鉄則です。
よくある質問(FAQ)
Q. 釧路空港にJR駅はある?
ありません。 釧路空港に接続するJR路線はなく、空港とJR釧路駅の間はバスまたはタクシーで移動する必要があります。空港連絡バスで約45分です。
新千歳空港にはJR新千歳空港駅がありますが、釧路空港・旭川空港・函館空港にはこのような鉄道接続がありません。
Q. ICカード(Suica等)はバスで使える?
阿寒バスの空港連絡バスはSuicaなどのICカードには対応していません。 支払いはWEB乗車券・券売機・現金(バス車内)のみです。車内両替は1,000円札紙幣のみ対応のため、小銭の準備をおすすめします。
Q. 釧路空港から知床への行き方は?
釧路空港から知床(ウトロ)への直行バスはありません。レンタカーが最も現実的で、約3時間15分(約180km)です。
公共交通を使う場合は、以下のルートになります。
- 釧路駅→知床斜里駅(JR釧網本線): 約2時間26分・3,520円(乗り換えなし)
- 知床斜里駅→ウトロ(斜里バス): 約50分・1,650円
- 合計: 約3時間15分・5,170円
知床が主な目的地の場合は、女満別空港の利用も検討してください。女満別空港から知床(ウトロ)までは知床エアポートライナー(季節運行)で約2時間・片道約3,300〜3,500円です。
Q. 釧路空港と女満別空港、どちらを使うべき?
目的地で使い分けるのが正解です。
- 釧路市内・阿寒湖が中心 → 釧路空港
- 知床・網走が中心 → 女満別空港
- 道東三湖(阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖)を回りたい → どちらの空港でも可。レンタカー利用が前提
旅程に釧路と知床の両方が含まれる場合は、釧路空港着→釧路・阿寒湖→知床→女満別空港発(またはその逆)と、異なる空港を組み合わせるのも効率的です。
まとめ
釧路空港からの移動手段を、改めて整理します。
- 空港連絡バス: 釧路駅まで約45分・1,200円。飛行機の到着に連動して運行するため手軽
- 阿寒エアポートライナー: 阿寒湖温泉まで約75分・2,700円。1日1便(定期バス含め通年4便)のため時刻の確認が必須
- レンタカー: 道東三湖を回るならほぼ一択。空港内に5社のカウンターあり
- タクシー: 釧路市内まで約7,400円(定額)。要事前予約
- 冬の道東ドライブ: ホワイトアウト・路面凍結・エゾシカ・ガソリン不足に注意。不安なら公共交通を選ぶ
釧路空港は道東観光の玄関口です。阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖の雄大な自然を満喫するために、移動手段をしっかり準備してから出発しましょう。

