函館空港から函館市内への行き方|バス・タクシー・市電を使いこなす

函館空港ターミナルの外観 交通案内

函館空港から函館市内への行き方|バス・タクシー・市電を使いこなす

この記事はこんな人向け
– 函館空港に到着予定で、函館駅・ベイエリア・湯の川温泉への行き方を調べている人
– シャトルバスのどのバス停で降りればいいか知りたい人
– 函館市内の観光に便利な市電(路面電車)の使い方を知りたい人

  1. 【結論】函館空港はシャトルバスが便利。市内に着いたら市電で回れる
  2. シャトルバス・路線バス・タクシー・レンタカー、それぞれの特徴
    1. シャトルバス(函館帝産バス):函館駅まで約20分
    2. 路線バス(函館バス):五稜郭方面ならシャトルバスより安い
    3. タクシー:湯の川温泉なら約2,000円・10分
    4. レンタカー:大沼・松前方面まで足を延ばすなら
  3. 比較表:目的地別の移動手段を一目で比較
    1. 函館駅への移動手段
    2. 湯の川温泉への移動手段
    3. 五稜郭への移動手段
    4. ベイエリア(金森赤レンガ倉庫)への移動手段
  4. 市電(路面電車)の使い方|函館観光の足はこれ
    1. 路線と主要停留所
    2. 料金と支払方法
    3. お得なきっぷ
  5. こう選べばOK|シーン別の判断基準
    1. 函館駅周辺に宿泊 → シャトルバス
    2. 湯の川温泉に宿泊 → シャトルバスまたはタクシー
    3. ベイエリア(赤レンガ倉庫)に宿泊 → シャトルバス
    4. 五稜郭周辺に宿泊 → 路線バス(7系統)
    5. 函館山の夜景を見に行きたい → 市電+ロープウェイ
    6. 大沼公園・松前方面も回りたい → レンタカー
  6. よくある失敗とその対策
    1. 失敗1:シャトルバスの降りるバス停を間違えた
    2. 失敗2:市電の路線を間違えた
    3. 失敗3:函館山ロープウェイへの行き方で迷った
  7. よくある質問(FAQ)
    1. Q. 函館空港にJR駅はある?
    2. Q. 新幹線の新函館北斗駅にはどう行く?
    3. Q. ICカード(Suica等)はバスや市電で使える?
    4. Q. 函館空港から函館山への行き方は?
    5. Q. 新千歳空港と函館空港、どちらを使うべき?
  8. まとめ

【結論】函館空港はシャトルバスが便利。市内に着いたら市電で回れる

函館空港ターミナルの外観

函館空港からの移動手段は シャトルバス・路線バス・タクシー・レンタカー の4つです。新千歳空港や旭川空港と同じく、函館空港にもJR駅はありません

函館空港の最大の特徴は、市内までの距離が近いことです。シャトルバスなら函館駅まで約20分・700円。空港に着いたらすぐ観光を始められます。

  • 函館駅・ベイエリア方面 → シャトルバスが便利。約20分・700円
  • 湯の川温泉 → シャトルバスまたはタクシー。バスなら300円、タクシーでも約2,000円
  • 五稜郭方面 → 路線バス(7系統)が安い。約32分・300円

もう1つのポイントは、函館市内の観光には市電(路面電車)が使えること。函館駅前・ベイエリア・元町・湯の川温泉を市電が結んでいるため、市内に着いた後の移動もスムーズです。

この記事では、空港から市内への移動手段に加え、到着後に役立つ市電の使い方まで紹介します。


シャトルバス・路線バス・タクシー・レンタカー、それぞれの特徴

函館空港到着ロビーのバスのりば案内表示

函館空港から利用できる移動手段を、1つずつ見ていきましょう。

シャトルバス(函館帝産バス):函館駅まで約20分

函館空港のシャトルバス

シャトルバスは、函館空港と函館市内を結ぶ最もポピュラーな移動手段です。函館帝産バスが運行しています。

基本データ

項目 内容
所要時間 函館駅まで最短約20分
運行本数 到着便に合わせて運行(到着の約15分後に出発)
乗り場 ターミナル到着ロビー出口前
支払方法 現金、クレジットカードタッチ決済(VISA・JCB・AMEX・Diners・Discover・UnionPay)

停車バス停と運賃

バス停 運賃(大人/小人) 主な周辺エリア
湯の川温泉 300円 / 150円 湯の川温泉街
競輪場前 400円 / 200円
大森町 600円 / 300円
JR函館駅前 700円 / 350円 函館朝市、函館駅周辺ホテル
開港通り入口 700円 / 350円
函館国際ホテル前 700円 / 350円 函館国際ホテル
ベイエリア前 700円 / 350円 金森赤レンガ倉庫、ベイエリア
宝来町 700円 / 350円 函館山ロープウェイ方面

シャトルバスの大きな特徴は、到着便に合わせて運行することです。飛行機が遅延した場合もバスが待っているため、時刻表を調べる必要がありません。

もう1つの特徴は、停車バス停が主要な観光・宿泊エリアを順番に通ること。宿泊先のエリアに合わせて降りるバス停を選べば、ホテルまでの移動もスムーズです。

※ 小人運賃は大人の半額(小学生まで、10円未満四捨五入)。

路線バス(函館バス):五稜郭方面ならシャトルバスより安い

函館空港からは函館バスの路線バスも利用できます。五稜郭方面に向かう場合は、シャトルバスより安い路線があります。

主要路線

系統 行き先 所要時間 運賃(大人/小人)
8系統(快速) 函館駅 約25分 500円 / 250円
96系統 函館駅 約33分 340円 / 170円
7A/B/E/F系統 五稜郭方面 約25〜50分(系統による) 300円 / 150円
75系統 日吉営業所 約27分 280円 / 140円

五稜郭エリアに向かう場合、シャトルバス(500円)よりも7系統(300円)の方が200円安いです。五稜郭周辺のホテルに宿泊するなら7系統を利用しましょう。

ただし、路線バスはシャトルバスと違い飛行機の到着に連動していません。決まった時刻表に沿って運行するため、到着時刻とバスの発車時刻が合わない場合があります。事前に時刻表を確認しておくと安心です。

支払方法は現金または交通系ICカードです。クレジットカードやQRコード決済は利用できません。

タクシー:湯の川温泉なら約2,000円・10分

函館空港のタクシーのりば

タクシーのりばはターミナル到着ロビーの出口前にあります。

料金目安

目的地 料金目安 所要時間
湯の川温泉 約2,000円 約10分
JR函館駅前 約3,000円 約20分
五稜郭エリア 約2,500〜3,000円 約20分
ベイエリア(金森赤レンガ倉庫) 約3,000〜3,500円 約20〜25分

※ 料金はメーター制の目安です。道路状況や時間帯により変動します。

函館空港のタクシーで注目すべきは、湯の川温泉が約2,000円・10分と非常に近いことです。2人以上なら1人あたり1,000円以下で、シャトルバスの300円と比べても大きな差にはなりません。

函館駅やベイエリアまでも約3,000円です。3〜4人のグループなら割り勘でシャトルバスとほぼ同額になります。

主なタクシー会社

  • 函館地区ハイヤー協会(0138-41-8111)
  • 函館個人タクシー協同組合(0138-51-7776)

定額タクシーもあります(要事前予約)。料金は通常メーターとほぼ同額かやや割安です。具体的な料金は各社公式サイトまたは電話で確認してください。

レンタカー:大沼・松前方面まで足を延ばすなら

函館市内の観光だけなら、レンタカーは基本的に不要です。市内は市電とバスで十分に回れます。

レンタカーが活きるのは、大沼公園・松前・江差方面など函館市外まで足を延ばすケースです。

空港内の主要レンタカー会社

国内線ターミナルビル1階にレンタカーカウンターがあります。受付後、各社の店舗まで無料送迎があります。

会社名 電話番号
トヨタレンタリース函館 0138-59-0100
日産レンタカー 0138-57-1441
ニッポンレンタカー 050-1712-2979
タイムズカー 0138-59-0002
オリックスレンタカー 0138-59-1990
ワールドネットレンタカー 0138-59-6811
バジェットレンタカー 0138-84-5057

各エリアへの所要時間(車)

目的地 所要時間 距離の目安
函館駅 約20分 約8km
大沼公園 約40〜45分 約32〜45km
松前 約2時間〜2時間30分 約110km
江差 約1時間40分〜2時間 約80km

冬季(12〜3月)の注意点

北海道のレンタカーは冬季はスタッドレスタイヤが標準装備です。ただし、函館は北海道の中では比較的温暖とはいえ、路面凍結のリスクはあります。市内観光だけなら、冬場は無理にレンタカーを借りずバスと市電で回るのがおすすめです。


比較表:目的地別の移動手段を一目で比較

金森赤レンガ倉庫とベイエリアの風景

函館駅への移動手段

項目 シャトルバス 路線バス(8系統) タクシー
所要時間 約20分 約25分 約20分
料金 700円 500円 約3,000円
おすすめ度 ★★★ ★★ ★★

湯の川温泉への移動手段

項目 シャトルバス タクシー
所要時間 約10分 約10分
料金 300円 約2,000円
おすすめ度 ★★★ ★★★

五稜郭への移動手段

項目 シャトルバス 路線バス(7系統) タクシー
所要時間 約28分 約32分 約20分
料金 500円 300円 約2,500〜3,000円
おすすめ度 ★★ ★★★ ★★

ベイエリア(金森赤レンガ倉庫)への移動手段

項目 シャトルバス タクシー
所要時間 約25分 約20〜25分
料金 700円 約3,000〜3,500円
おすすめ度 ★★★ ★★

市電(路面電車)の使い方|函館観光の足はこれ

函館の市電が走る街並み

函館市内に着いた後の観光移動は、市電(路面電車)が主役です。函館の主要な観光スポットは市電の沿線に集まっているため、これ1本でほとんどの場所に行けます。

路線と主要停留所

函館の市電は2つの系統があります。湯の川から函館駅前を経由し、十字街で2系統に分かれます。

  • 2系統: 湯の川 → 函館駅前 → 十字街 → 函館どつく前
  • 5系統: 湯の川 → 函館駅前 → 十字街 → 谷地頭

観光地と最寄りの停留所

観光スポット 最寄り停留所 系統
湯の川温泉 湯の川 / 湯の川温泉 2系統・5系統
五稜郭公園 五稜郭公園前 2系統・5系統
函館朝市 函館駅前 2系統・5系統
金森赤レンガ倉庫(ベイエリア) 十字街 2系統・5系統
元町教会群・旧函館区公会堂 末広町 2系統
函館山ロープウェイ 十字街 または 宝来町 2系統・5系統
立待岬 谷地頭 5系統

料金と支払方法

項目 内容
運賃 250〜300円(区間制)
支払方法 現金、ICAS nimoca(全国交通系ICカード相互利用対応 — Suica・PASMO等も使用可)
乗り方 中央のドアから乗車 → 降りるときに前方で支払い
運行間隔 約5〜10分

主要区間の運賃目安

区間 運賃(大人)
十字街 → 函館駅前 250円
五稜郭公園前 → 函館駅前 270円
湯の川 → 函館駅前 290円
湯の川 → 谷地頭(全線) 300円

旭川空港のバスでは全国交通系ICカードが使えませんでしたが、函館の市電ではSuica・PASMOなどの全国交通系ICカードが使えます

お得なきっぷ

市電に3回以上乗るなら、1日乗車券が断然お得です。

きっぷ 料金(大人) 内容
市電1日乗車券 800円 市電が1日乗り放題
市電24時間乗車券 1,130円 購入時刻から24時間乗り放題(DohNa!!限定)
市電・バス共通1日乗車券 1,600円(小児800円) 市電+函館バスが1日乗り放題
市電・バス共通2日乗車券 2,600円(小児1,300円) 市電+函館バスが2日間乗り放題

市電の通常運賃は250〜300円なので、1日4回乗れば元が取れます。函館山・ベイエリア・五稜郭と回るなら、ほぼ確実に3回は乗ることになるでしょう。

1日乗車券はスマートフォンアプリ「DohNa!!」でも購入できます。DohNa!!限定の市電24時間乗車券(1,130円)もあり、午後に到着して翌日午前まで使いたい場合に便利です。


こう選べばOK|シーン別の判断基準

「結局どれを選べばいいの?」と迷ったら、次の基準で決めてください。

函館駅周辺に宿泊 → シャトルバス

函館駅前まで約20分・700円。飛行機の到着に合わせて運行するため、待ち時間の心配もありません。函館駅に着けば、朝市も目の前です。

湯の川温泉に宿泊 → シャトルバスまたはタクシー

湯の川温泉はシャトルバスの最初の停車地で、空港からわずか約10分・300円です。タクシーでも約2,000円なので、2人以上ならタクシーでも負担は小さいです。荷物が多い場合はタクシーが楽でしょう。

ベイエリア(赤レンガ倉庫)に宿泊 → シャトルバス

シャトルバスが「ベイエリア前」に停車するため、乗り換えなしで到着できます。約25分・700円です。

五稜郭周辺に宿泊 → 路線バス(7系統)

五稜郭方面は路線バス7系統(300円)がシャトルバス(500円)より安いです。ただし時刻表を事前に確認しましょう。路線バスの時刻が合わない場合は、シャトルバスで函館駅まで行き、市電で五稜郭公園前まで移動する方法もあります。

函館山の夜景を見に行きたい → 市電+ロープウェイ

函館山へは、市電で「十字街」または「宝来町」まで行き、そこから徒歩約10分で函館山ロープウェイの山麓駅へ向かいます。ロープウェイで山頂まで約3分、15分間隔で運行しています。料金は往復1,800円(大人)・900円(小人)、片道1,200円(大人)・600円(小人)です。

大沼公園・松前方面も回りたい → レンタカー

函館市外の観光スポット(大沼公園、松前、江差など)まで足を延ばすなら、レンタカーが必要です。市内観光だけならレンタカーなしで十分回れるため、郊外に行く日だけレンタカーを借りるのも賢い方法です。


よくある失敗とその対策

函館空港からの移動で、初めての人がやりがちな失敗をまとめました。

失敗1:シャトルバスの降りるバス停を間違えた

シャトルバスは湯の川温泉から宝来町まで8つのバス停に停まります。ベイエリアに行きたいのに函館駅前で降りてしまう、宝来町まで乗って行き過ぎるといったケースがあります。

対策: 乗車前に自分の宿泊先の最寄りバス停を確認しておきましょう。上の「停車バス停と運賃」表を参考にしてください。迷ったら函館駅前で降りれば、市電やタクシーでどこへでも行けます。

失敗2:市電の路線を間違えた

函館の市電は十字街から先が2つに分かれます(2系統:函館どつく前 / 5系統:谷地頭)。逆方向に乗ると行きたい場所に着きません。

対策: 車両の前面と側面に系統番号と行き先が表示されています。十字街より先に行く場合は系統番号を必ず確認しましょう。十字街までは2系統・5系統どちらに乗っても同じです。

失敗3:函館山ロープウェイへの行き方で迷った

函館山ロープウェイの山麓駅は、市電の停留所から少し離れた坂の上にあります。「十字街」で降りてからロープウェイ山麓駅までの道順がわかりにくいことがあります。

対策: 市電「十字街」で下車後、案内看板に従って坂道を上がります。徒歩約10分です。夜景を見に行く場合は暗い時間帯に歩くことになるので、スマートフォンの地図アプリを活用しましょう。


よくある質問(FAQ)

Q. 函館空港にJR駅はある?

ありません。 函館空港に接続するJR路線はなく、空港とJR函館駅の間はバスまたはタクシーで移動する必要があります。シャトルバスで約20分です。

新千歳空港にはJR新千歳空港駅がありますが、函館空港・旭川空港にはこのような鉄道接続がありません。

Q. 新幹線の新函館北斗駅にはどう行く?

函館空港から新函館北斗駅行きのシャトルバスが運行しています。所要時間は約40〜56分、運賃は大人1,000円(小人500円)です。

新幹線で東京方面へ向かう場合や、新幹線で到着して函館空港から帰る場合に利用できます。

Q. ICカード(Suica等)はバスや市電で使える?

市電ではSuica・PASMOなど全国交通系ICカードが使えます(ICAS nimocaとの相互利用)。

シャトルバスは現金またはクレジットカードのタッチ決済に対応しています。全国交通系ICカードには対応していません。

函館バス(路線バス)でも、Suica・PASMO・Kitacaなど全国相互利用対応の交通系ICカードが使えます。

Q. 函館空港から函館山への行き方は?

函館山へは、まず空港からシャトルバスで市内に移動し、市電で函館山ロープウェイの最寄り停留所(十字街または宝来町)へ向かいます。ロープウェイで山頂まで約3分です。

空港からタクシーで直接ロープウェイ山麓駅まで行く方法もあります(約25分・約4,000円前後)。

Q. 新千歳空港と函館空港、どちらを使うべき?

函館観光が目的なら函館空港が圧倒的に便利です。 函館空港から函館駅まではバスで約20分。新千歳空港からだと、JRの特急「北斗」で約3時間30分〜4時間かかります。

一方、札幌やニセコが主な目的地なら新千歳空港が便利です。

旅程に函館と札幌の両方が含まれる場合は、函館空港着→函館観光→JRで札幌→新千歳空港発(またはその逆)と、異なる空港を組み合わせるのも効率的です。


まとめ

函館空港からの移動手段を、改めて整理します。

  • シャトルバス: 函館駅まで約20分・700円。飛行機の到着に連動して運行するため最も手軽。湯の川温泉なら300円
  • 路線バス: 五稜郭方面なら7系統が300円でシャトルバスより安い
  • タクシー: 湯の川温泉まで約2,000円・10分。函館駅まで約3,000円。少人数なら割り勘でバスと大差なし
  • レンタカー: 市内観光には不要。大沼公園・松前方面のドライブに
  • 市電: 函館市内の観光はこれ1本でOK。250〜300円。1日乗車券800円がお得

函館空港は市内へのアクセスが近く、到着したらすぐに観光を楽しめるのが最大のメリットです。シャトルバスと市電を組み合わせて、函館の夜景・グルメ・歴史散歩を満喫してください。

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