北海道・十勝は、日本有数の農畜産地帯。広大な畑と牧場が広がる「食の王国」で、ここでしか味わえない名物が数多く生まれました。この記事では、十勝・帯広で「現地で食べたい名物」と「お土産に買いたい名物」を14品に厳選し、価格・名店・買える場所・通販の有無までまとめて紹介します。
「十勝の名物って結局なに?」という疑問に、一覧でまるごとお答えします。

この記事はこんな人向け
– 十勝・帯広旅行で「何を食べるべきか」を事前に知りたい人
– 十勝のお土産(自分用・本命・ばらまき)を効率よく選びたい人
– 「豚丼以外の十勝名物」も押さえておきたい北海道グルメ好き
– 帯広駅・とかち帯広空港・道の駅で買える名物を知りたい人
十勝が「食の王国」と呼ばれる理由

十勝平野は、生乳・小麦・豆類・てん菜(砂糖の原料)など、日本の食を支える農畜産物の一大産地です。だからこそ十勝の名物は、乳製品・スイーツ・肉料理に名品が集中しているのが特徴。
「畑から食卓まで」が近い土地ならではの、素材の良さがそのまま味になった名物が揃います。本記事では大きく次の3つに分けて紹介します。
- 食べる名物(現地でこそ味わいたいグルメ)
- 持ち帰る名物(お土産にしたい銘菓・乳製品)
- 通好みの名物(地元食材・加工品)
十勝観光の全体像は十勝観光完全ガイド、帯広の基本情報は帯広観光完全ガイドもあわせてどうぞ。
現地で食べたい十勝のご当地名物【グルメ編】

まずは、十勝に来たら現地で味わいたい「食べる名物」から。食べ歩きの詳しいルートは十勝グルメ完全攻略ガイドで深掘りしています。
1. 帯広豚丼
十勝・帯広を代表する名物といえば豚丼。豚のロース肉を炭火で焼き、鰻のタレに似た甘辛い醤油ダレで仕上げたご当地丼です。
豚丼は、1933年(昭和8年)に帯広の食堂「ぱんちょう」の創業者・阿部秀司が考案したとされています。当時、帯広で最も親しまれていた肉が豚肉だったことが背景にあり、「うな丼よりうまい丼を」という発想から生まれました。
- 発祥の店: 元祖 豚丼のぱんちょう(帯広市西1条南11丁目19/JR帯広駅から徒歩約5分・駐車場なし)
- 味の特徴: 炭火焼きした肉厚の豚ロース+秘伝の甘辛ダレ
- メニュー・価格(税込・目安): 松1,050円(肉約4枚)/竹1,150円(約5枚)/梅1,250円(約6枚)/華1,450円(約8枚)。初代女将の名が「梅」だったため、梅が最も肉量が多いというユニークな由来があります
- 営業時間・定休日: 11:00〜19:00/月曜・第1・第3火曜休(祝日の場合は翌日休)
豚丼と帯広の締めグルメは帯広の豚丼・モール温泉・お土産ガイドもチェック。
2. インデアンのカレー
帯広市民のソウルフードとして知られるのが、株式会社藤森商会が運営する地元チェーン「インデアン」のカレー。1968年(昭和43年)にカレー専門店としてスタートし、現在は十勝エリアに11店舗、釧路に2店舗を展開しています。
- 代表メニュー: 一番人気「インデアン(インデアンルー)」638円(税込)、大盛りは+220円
- ルーは3種: インデアンルー/ベーシックルー/野菜ルー
- トッピング: カツ・ハンバーグ・エビなど
持ち帰り需要も高く、鍋を持参してルーを買いに行く地元の光景でも有名です。
3. 十勝の生乳ソフトクリーム・ジェラート
酪農王国・十勝では、濃厚な生乳を使ったソフトクリームやジェラートも名物。牧場直営店や道の駅で味わえます。
4. 豚サガリ・十勝の肉グルメ
豚の横隔膜まわりの希少部位「サガリ」を使った焼肉・丼も、十勝ならではの肉グルメ。
お土産にすべき十勝名物【銘菓・乳製品編】

ここからは、持ち帰って楽しむ「お土産名物」。十勝は名だたる製菓メーカーの本拠地でもあります。スイーツ店巡りの詳細は帯広スイーツ巡り徹底ガイドへ。
5. 六花亭「マルセイバターサンド」
帯広発祥の六花亭を代表する銘菓。専用の小麦粉で焼いたビスケットに、ホワイトチョコ・レーズン・北海道産生乳100%バターのクリームをサンドした、北海道土産の定番中の定番です。
- 価格(税込): 5個入 870円 / 10個入 1,720円 / 20個入 3,500円
- 賞味期限: 製造から9〜10日ほど
- 買える場所: 六花亭各店(帯広本店ほか)、北海道内の主要土産店、通販
6. 柳月「三方六」
帯広の老舗柳月(りゅうげつ)の看板商品が、白樺の薪を模したバウムクーヘン三方六。表面のホワイト&ミルクチョコが樹皮を表現した、見た目も楽しい銘菓です。
- 価格(税込): 2本入 1,550円 / 3本入 2,300円 / 4本入 3,050円 / 5本入 3,800円 / 6本入 4,550円
- バリエーション: 季節限定「三方六 めろん」(1本 750円)など
- 食べ切りサイズ: 「三方六の小割」は個包装でばらまき・自分用に便利
7. クランベリーのスイートポテト
帯広の洋菓子店クランベリーの看板商品が、ボリューム満点のスイートポテト。地元で長年愛される名物スイーツです。
- 価格: 店頭は100gあたり270円(税込)の量り売り、通販は1個1,500円
- 消費期限: 冷蔵で2〜3日
- 買える場所: クランベリー本店(帯広市西2条南6丁目)、エスタ帯広店ほか
8. 共働学舎新得農場のチーズ
十勝・新得町の共働学舎新得農場は、国内外で高く評価されるナチュラルチーズの作り手。
- ラクレット: 第1回オールジャパン・ナチュラルチーズコンテストで最高賞を受賞
- 「さくら」: 山のチーズの国際コンクール(モンディアル・デュ・フロマージュ)で金賞・最高賞、JAPAN CHEESE AWARD 2024でも部門最高賞
- 買える場所: 農場ショップ、公式オンラインショップ、一部百貨店・専門店
- 保存: ナチュラルチーズのため要冷蔵
通好みの十勝名物・地元食材

定番だけでなく、十勝らしい「素材系」の名物も押さえておくと、お土産選びに差がつきます。
- 十勝の豆・小豆製品: あんこやお汁粉など、製菓の原料としても全国流通する十勝産の豆
- 長いも・ナガイモの加工品: 十勝・帯広産の長いもは品質に定評
- 乳酸菌飲料・乳製品: 牧場発のヨーグルト・飲むヨーグルトなど
十勝名物が買える場所

「どこで買えるか」を押さえておくと、限られた旅程でも効率よく名物を入手できます。
帯広駅周辺
帯広駅直結の商業施設や駅ビルに、六花亭・柳月などの主要ブランドが揃います。
とかち帯広空港
帰りの便の前にまとめ買いするなら空港の売店が便利。とかち帯広空港には六花亭(2階)・柳月など、十勝を代表するブランドの売店が揃っています。
道の駅・直売所
十勝管内の道の駅や農産直売所では、地元食材や限定スイーツに出会えることも。
目的別おすすめ|食べる・本命土産・ばらまき

| 目的 | おすすめ名物 | ポイント |
|---|---|---|
| 現地で食べる | 帯広豚丼、インデアンのカレー、生乳ソフト | 十勝でしか味わえない出来たて |
| 本命のお土産 | 共働学舎のチーズ、三方六(大サイズ) | 特別感・話題性のある一品 |
| ばらまき | マルセイバターサンド、三方六の小割 | 個包装で配りやすい・日持ちする |
旅程に名物の食べ歩きを組み込むなら、帯広発・日帰りモデルコースも参考になります。
よくある質問(FAQ)
十勝名物は新千歳空港でも買える?
六花亭・柳月などの主要銘菓は新千歳空港でも購入できることが多いです。ただし共働学舎のチーズなど一部は取扱が限られるため、確実に手に入れたい場合は現地か通販がおすすめです。
通販で取り寄せできる?
六花亭・柳月・共働学舎新得農場は、いずれも公式オンラインショップを運営しています。楽天市場などのモールでも取り扱いがあります。
要冷蔵・日持ちしないものは?
チーズや生菓子は要冷蔵・日持ちが短い場合があります。持ち帰りの際は購入タイミングと保冷に注意しましょう。
まとめ:十勝名物は「食べる」と「持ち帰る」で楽しむ
十勝は、豚丼に代表される現地グルメから、六花亭・柳月・十勝チーズといったお土産名物まで、「食の王国」の名にふさわしい名品が揃う土地です。
旅のスタイルに合わせて、現地で食べる名物と持ち帰る名物を組み合わせれば、十勝の食をまるごと楽しめます。
- 十勝観光の全体像 → 十勝観光完全ガイド
- グルメの食べ歩き詳細 → 十勝グルメ完全攻略ガイド
- スイーツ店巡り → 帯広スイーツ巡り徹底ガイド


