北海道の西部、積丹半島の付け根に位置する余市は、ニッカウヰスキー蒸溜所がある町として知られる一方で、「フルーツの里」や「海の幸」など、実に多くの魅力的な顔を持つ町です。見どころが多すぎて、どう回ればいいか迷ってしまう…そんなお悩みはありませんか？
ご安心ください！この記事では、札幌から約1時間、小樽から約30分とアクセスも抜群の余市を効率よく満喫できる、とっておきのモデルコースをご提案します。あなただけの最高の余市旅行プランを立てて、思い出に残る一日を過ごしましょう！
【王道！日帰りドライブコース】ウイスキーと旬のフルーツを満喫！
余市の二大看板であるニッカウヰスキーとフルーツ狩りを巡る、ドライブに最適な王道コースです。
- コースのテーマ: 余市の「ウイスキー文化」と「大地の恵み」を1日で体感する
- 所要時間の目安: 約6～7時間（余市での滞在時間）
タイムスケジュール例
- 10:00 ニッカウヰスキー余市蒸溜所を見学
- 日本のウイスキーの父、竹鶴政孝が築いた聖地へ。ガイドツアー（要予約）に参加すれば、石炭直火蒸溜の迫力あるポットスチルや、ウイスキーづくりの歴史を深く知ることができます。見学後の無料試飲もお楽しみに。
- 12:30 昼食は新鮮な海の幸を
- 余市はえび、いか、かれい漁が盛んな港町。温泉街の飲食店で、新鮮な海鮮丼や浜焼きなど、地元ならではのランチを堪能しましょう。
- 14:00 季節のフルーツ狩り体験
- 「フルーツの里」余市で、旬の果物狩りを体験。夏はさくらんぼ、秋はぶどうやりんごなど、季節ごとに異なる味覚を楽しめます。太陽の恵みをたっぷり浴びた果物を、その場で味わう贅沢なひとときを。
- 16:00 余市を出発
- お土産に旬のフルーツや限定ウイスキーを選んだら、帰路へ。
【公共交通でのんびりコース】ウイスキーと宇宙のロマンに浸る！
JRと徒歩で余市の主要スポットを巡る、運転の心配がないゆったりコースです。
- コースのテーマ: 余市の歴史と科学に触れる、知的好奇心を満たす旅
- 所要時間の目安: 約5～6時間（余市での滞在時間）
タイムスケジュール例
- 10:30 ニッカウヰスキー余市蒸溜所を見学
- JR余市駅から徒歩すぐ。まずは日本のウイスキーの歴史に触れる旅からスタート。創業者の情熱が息づく場所で、じっくりとウイスキーの世界に浸りましょう。
- 13:00 余市駅周辺でランチ
- 駅周辺には地元の食材を活かした飲食店が点在。散策しながら気になるお店を見つけてみてください。
- 14:00 余市宇宙記念館で宇宙の旅へ
- 道の駅「スペース・アップルよいち」に併設された、宇宙飛行士・毛利衛さんの故郷ならではの記念館へ。迫力の3Dシアターやデジタルプラネタリウムで、宇宙の壮大なロマンを体感できます。
- 16:30 余市駅周辺でお土産探し
- 道の駅や駅周辺の商店で、宇宙食や地元の特産品など、ユニークなお土産を探しましょう。
【余市宇宙記念館】とは？
余市宇宙記念館は、日本人初の宇宙飛行士として知られる毛利衛さんの故郷、北海道余市町にある施設です。正式には「スペース童夢」という愛称で親しまれており、道の駅「スペース・アップルよいち」に併設されています。
館内では、毛利さんが宇宙で実際に行った科学実験の様子や、宇宙での生活が分かる展示など、宇宙を身近に感じられる工夫がたくさんあります。特に、迫力満点の3Dシアターでは、まるで宇宙旅行をしているかのような没入感を味わえると人気です。大人も子どもも、宇宙の壮大さや科学の面白さに、きっと夢中になれるはずですよ。
宇宙への果てしない夢とロマンに、そっと触れてみませんか。
【小樽観光と組み合わせ】半日で楽しむ余市蒸溜所プラン
小樽からの日帰り旅行なら、半日だけ足を延ばして余市蒸溜所を訪れるのもおすすめです。
- コースのテーマ: 小樽のノスタルジックな雰囲気と、余市のウイスキー文化を両方楽しむ
- 所要時間の目安: 約3時間（余市での滞在時間）
- プラン:
- 小樽からJRまたは車で余市へ移動（約30分）。
- 「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」を見学（約2.5時間）。
- 見学後、再び小樽へ戻り、観光の続きを楽しむ。
まとめ
いかがでしたでしょうか？ウイスキー、フルーツ、海の幸、そして宇宙まで、多彩な魅力が詰まった町、余市。今回ご紹介したモデルコースを参考に、ぜひあなただけの最高の旅行プランを立ててみてください。
豊かな自然と人々の想いが育んだ「フルコースの味わい」が、あなたを待っています！
