この記事はこんな人向け
– 初めての北海道旅行で、2泊3日の王道ルートを効率よく回りたい
– 新千歳空港IN/OUTで旅程を組みたい
– 観光もグルメも欲張りたいけど、自分でルートを組むのは面倒
このモデルコースの概要

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日数 | 2泊3日 |
| エリア | 札幌・小樽 |
| 交通手段 | JR+地下鉄・市電(車なしOK) |
| 対象 | カップル・夫婦・友人旅行 |
| ベストシーズン | 通年(季節ごとの魅力あり) |
| 予算目安 | 1人あたり約5〜10万円(航空券込み) |
北海道旅行で最も多い滞在日数が2泊3日。限られた日数で「どこを回るか」が旅の満足度を大きく左右します。
このモデルコースは、新千歳空港を起点に札幌と小樽にエリアを絞った王道プランです。JRと地下鉄だけで回れるので、レンタカーなしでも安心。札幌の定番スポットと夜景、小樽の運河散策と寿司、北海道グルメをぎゅっと詰め込みました。
「初めての北海道だから、まずはハズさない旅にしたい」——そんな方にぴったりのコースです。
【1日目】新千歳空港→札幌の王道スポット巡り

午前中に新千歳空港に到着し、JR快速エアポートで札幌へ。1日目は札幌市内の定番スポットを徒歩中心で回り、夜は藻岩山の夜景とすすきのグルメで締めくくります。
| 時間 | 行程 | 所要時間 | 移動手段 |
|---|---|---|---|
| 10:00 | 新千歳空港着・荷物預け | 30分 | — |
| 10:30 | 新千歳空港→札幌駅(JR快速エアポート) | 約40分 | JR |
| 11:30 | 札幌駅でホテルに荷物預け | 15分 | 徒歩 |
| 12:00 | 二条市場で海鮮ランチ | 60分 | 地下鉄 |
| 13:30 | 大通公園→テレビ塔→時計台 | 90分 | 徒歩 |
| 15:30 | カフェ休憩 or 赤れんが庁舎 | 45分 | 徒歩 |
| 16:30 | ホテルチェックイン・休憩 | 60分 | — |
| 18:00 | 藻岩山で夕景→夜景 | 90分 | 市電+ロープウェイ |
| 20:00 | すすきのでジンギスカン or ラーメン | 90分 | 市電 |
| 21:30 | シメパフェ(余裕があれば) | 30分 | 徒歩 |
1日目の見どころポイント
大通公園〜時計台エリアは徒歩で回れるのが最大の魅力。大通公園でとうきびワゴンの焼きとうもろこしを楽しみ、テレビ塔の展望台から公園を一望、そのまま歩いて時計台へ。この3スポットだけで「札幌に来た!」という実感が湧きます。
藻岩山は日本新三大夜景に選ばれた札幌屈指の夜景スポット。市電の「ロープウェイ入口」駅からシャトルバスで山麓駅へ、ロープウェイとミニケーブルカーを乗り継いで山頂へ。日没の30分前に到着すると、夕景から夜景への移り変わりを楽しめます。
札幌の各スポットの詳細は「札幌観光完全ガイド」で紹介しています。
1日目のグルメ

| タイミング | おすすめ | エリア |
|---|---|---|
| ランチ | 海鮮丼(二条市場) | 大通南側 |
| ディナー | ジンギスカン or 味噌ラーメン | すすきの |
| 〆 | シメパフェ | すすきの |
二条市場は朝7時頃から営業している店が多く、到着時間によっては遅めの朝食としても使えます。
すすきのでは、ジンギスカンなら生ラム(臭みが少なく初心者向き)を出す店が人気。札幌ラーメンは味噌が王道ですが、醤油・塩も名店があります。
食後に余力があれば、すすきのの「シメパフェ」文化を体験してみてください。深夜まで営業しているパフェ専門店が並ぶ、札幌ならではの夜の楽しみ方です。
1日目の宿泊
札幌駅〜大通〜すすきのエリアが便利です。翌日の小樽行きを考えると、札幌駅周辺に泊まるとJRへのアクセスがスムーズ。大通エリアなら観光の中心に位置し、すすきのエリアなら夜の食事や繁華街に便利です。
【2日目】小樽日帰り観光+札幌の残り

2日目は朝から小樽へ。JRで約35分と近く、日帰りで十分楽しめます。午後は札幌に戻り、1日目に回れなかったスポットへ。
| 時間 | 行程 | 所要時間 | 移動手段 |
|---|---|---|---|
| 8:30 | 札幌駅→小樽駅(JR) | 約35分 | JR |
| 9:15 | 小樽運河散策 | 30分 | 徒歩 |
| 10:00 | 堺町通り(ガラス工房・オルゴール堂・スイーツ) | 90分 | 徒歩 |
| 11:30 | 小樽で寿司ランチ | 60分 | 徒歩 |
| 13:00 | 天狗山ロープウェイ or 北一硝子 | 60分 | バス or 徒歩 |
| 14:30 | 小樽駅→札幌駅(JR) | 約35分 | JR |
| 15:30 | 白い恋人パーク or 北大キャンパス散策 | 90分 | 地下鉄 |
| 17:30 | 札幌駅周辺でお土産購入 | 60分 | 徒歩 |
| 19:00 | スープカレーディナー | 60分 | — |
小樽の見どころダイジェスト

小樽運河は早朝が穴場。観光客が少なく、石造りの倉庫群と水面の反射が美しい写真を撮れます。日中は堺町通りでガラス細工やオルゴール、ルタオのスイーツなど小樽ならではの買い物を楽しんで。
ランチは小樽の寿司がおすすめ。寿司屋通りには手頃な価格帯から高級店まで揃っています。
時間に余裕があれば天狗山ロープウェイへ。山頂から小樽の街並みと日本海を見渡す眺望は、運河とはまた違った小樽の魅力です。
小樽観光の詳細は「小樽運河の日帰り観光モデルコース」をご覧ください。
午後は札幌に戻って
札幌に戻ったら、1日目に回れなかったスポットへ。おすすめは2つ:
- 白い恋人パーク:北海道を代表するお菓子「白い恋人」のテーマパーク。工場見学やお菓子づくり体験ができます。お土産購入にも最適。地下鉄東西線「宮の沢」駅から徒歩約7分。
- 北海道大学キャンパス:札幌駅から徒歩圏内。秋のイチョウ並木は必見ですが、広大なキャンパスは季節を問わず散策が気持ちいいスポットです。
夕食は1日目とジャンルを変えてスープカレーを。札幌発祥のご当地グルメで、野菜たっぷりのスパイシーなスープにチキンレッグが定番。札幌駅周辺やすすきのエリアに名店が点在しています。
2日目の宿泊
1泊目と同じホテルに連泊するのが効率的です。荷物の移動がなく、2日目の朝も身軽に出発できます。
【3日目】札幌郊外 or のんびり観光→新千歳空港

最終日はフライトの時間に合わせて柔軟に。午後便なら午前中に1スポット回れます。
| 時間 | 行程 | 所要時間 | 移動手段 |
|---|---|---|---|
| 9:00 | ホテルチェックアウト・荷物をコインロッカーへ | 30分 | — |
| 9:30 | 円山動物園 or モエレ沼公園 | 120分 | 地下鉄+バス |
| 12:00 | 札幌駅エリアでラストランチ | 60分 | — |
| 13:30 | 最後のお土産チェック | 30分 | — |
| 14:30 | 札幌駅→新千歳空港(JR快速エアポート) | 約40分 | JR |
| 15:30 | 新千歳空港(空港グルメ・お土産) | 90分 | — |
| 17:00〜 | フライト | — | — |
フライト時間別の3日目の過ごし方
午前便(〜12時発)の場合
3日目の観光はあきらめて、朝食を楽しんでから空港へ。新千歳空港にはラーメン道場や海鮮市場があるので、空港で最後の北海道グルメを楽しむ時間に充てましょう。
午後便(14〜17時発)の場合
上記プラン通り、午前中に1スポット回れます。円山動物園はホッキョクグマやレッサーパンダが人気。モエレ沼公園はイサム・ノグチが設計した広大なアート公園で、天気がいい日の散策に最適です。
最終便(19時以降発)の場合
午前中の観光に加えて、定山渓温泉で日帰り入浴を追加できます。札幌中心部からバスで約70〜80分。旅の疲れを温泉で癒してからフライトへ。
新千歳空港の過ごし方
新千歳空港は「最後に遊べる空港」として充実した施設が揃っています。お土産の最終チェックはもちろん、ラーメン道場、海鮮食堂、ロイズのチョコレートワールドなど、フライトまでの時間を持て余すことはありません。フライトの90分前には空港に到着しておくと余裕を持って楽しめます。
2泊3日のバリエーションプラン
メインの「札幌+小樽」コースの2日目を差し替えると、違った北海道を体験できます。いずれもレンタカーが必要です。
【夏限定】富良野・美瑛コース

6月下旬〜8月上旬のラベンダーシーズンに訪れるなら、2日目を富良野・美瑛方面に変更するのがおすすめ。
| 時間 | 行程 | 所要時間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 7:00 | 札幌出発(レンタカー) | — | — |
| 9:30 | ファーム富田(ラベンダー畑) | 60分 | |
| 11:00 | 富良野エリアでランチ | 60分 | — |
| 12:30 | 青い池(美瑛) | 45分 | — |
| 13:30 | パッチワークの路 or 四季彩の丘 | 60分 | — |
| 15:00 | 美瑛→札幌(高速利用) | 約2.5時間 |
走行距離は往復約300km。運転に不慣れな方は早朝出発で余裕を持ったスケジュールにしましょう。
【温泉好きなら】洞爺湖・登別コース

2日目を洞爺湖と登別温泉に変更するプラン。年間を通じて楽しめます。
| 時間 | 行程 | 所要時間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 8:00 | 札幌出発(レンタカー) | — | — |
| 10:00 | 洞爺湖(湖畔散策・有珠山ロープウェイ) | 120分 | |
| 12:30 | 洞爺湖畔でランチ | 60分 | — |
| 14:00 | 登別地獄谷 | 60分 | — |
| 15:30 | 登別温泉で日帰り入浴 | 90分 | — |
| 17:30 | 登別→札幌(高速利用) | 約1.5時間 |
洞爺湖の詳細は「洞爺湖観光ガイド」で紹介しています。
このコースの費用感

「札幌+小樽」メインコースの費用目安です(1人あたり)。
| 項目 | 目安金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 航空券(東京発往復) | ¥20,000〜50,000 | 時期・LCC/FSCで大きく変動 |
| JR(空港往復+小樽往復) | ¥5,000前後 | |
| 宿泊(2泊) | ¥15,000〜30,000 | ビジネスホテル〜中級ホテル |
| 食費(3日分) | ¥10,000〜15,000 | 海鮮・ジンギスカン含む |
| 入場料・ロープウェイ等 | ¥3,000〜5,000 | 藻岩山・白い恋人パーク等 |
| 合計 | ¥53,000〜105,000 | — |
航空券とホテルがセットになったツアーパッケージを利用すると、個別手配より1〜2万円安くなることもあります。特にLCCを使わない場合は比較してみる価値があります。
季節別のアドバイス
同じルートでも季節によって楽しみ方が変わります。
| 季節 | おすすめポイント | 注意点 |
|---|---|---|
| 春(4〜5月) | 桜(円山公園・北海道神宮)、GW旅行 | 朝晩は10℃以下になることも。上着必須 |
| 夏(6〜8月) | 大通ビアガーデン、長い日照時間、ラベンダー | 近年は30℃超の日も。富良野方面は渋滞注意 |
| 秋(9〜10月) | 紅葉、オータムフェスト、食の旬 | 10月後半は初雪の可能性。冬装備の準備を |
| 冬(11〜3月) | 雪まつり、イルミネーション、冬限定グルメ | 路面凍結で移動時間1.5倍に。防寒・靴底に注意 |
冬の注意点:路面がツルツルに凍結するため、靴底に滑り止めが付いた冬靴が必須です。札幌駅や大通の地下街を活用すれば、寒さと滑りを避けて移動できます。タイムテーブルの所要時間は夏基準なので、冬は各移動に10〜15分の余裕を見てください。
持ち物・準備チェックリスト
- [ ] 滑り止め付きの靴(冬季は必須、現地購入も可)
- [ ] 重ね着できる服(夏でも朝晩は涼しい)
- [ ] 交通ICカード(Kitaca対応。Suica/PASMOも利用可)
- [ ] モバイルバッテリー(写真撮影で電池消耗が早い)
- [ ] 折りたたみ傘(天気が変わりやすい)
- [ ] ホテル・飲食店の予約確認(雪まつり時期は早めの予約を)
コインロッカー情報:札幌駅・小樽駅ともにコインロッカーが充実しています。最終日にホテルをチェックアウトした後は、札幌駅のコインロッカーに荷物を預けて身軽に観光しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 2泊3日で北海道は足りる?
A. 札幌+小樽なら十分楽しめます。「あれもこれも」と函館や知床まで入れると移動だけで1日が終わるので、エリアを絞るのが満足度を上げるコツです。「また来たい」と思えるくらいがちょうどいい旅のボリュームです。
Q. レンタカーは必要?
A. メインコース(札幌+小樽)ならJR+地下鉄で十分回れるので、レンタカーは不要です。富良野・美瑛や洞爺湖方面に足を延ばすなら必要になります。
Q. 1日目は何時の便がいい?
A. 午前10時頃に新千歳空港着がベスト。東京発なら7〜8時台のフライトで間に合います。午後着だと1日目の観光が駆け足になるため、できるだけ早い便を取りましょう。
Q. ホテルはどのエリアがいい?
A. 札幌駅周辺が最も便利です。JR(小樽行き・空港行き)へのアクセスが良く、地下鉄の乗り換えもスムーズ。食事を重視するなら大通〜すすきのエリアも選択肢です。
Q. 冬の北海道2泊3日は大丈夫?
A. 防寒対策をしっかりすれば、冬こそ北海道らしい体験ができます。雪まつりやイルミネーション、冬限定の味覚など見どころ満載。ただし路面凍結で移動時間が長くなるため、タイムテーブルに余裕を持たせてください。
まとめ:2泊3日で北海道を満喫するコツ

初めての北海道旅行は「エリアを欲張らない」ことが満足度を上げる最大のポイントです。
- 札幌+小樽の王道コースなら、車なしでも効率よく回れる
- 観光・グルメ・夜景・ショッピングをバランスよく詰め込める
- 季節ごとに違う表情があるので、リピートしても新鮮
次の北海道旅行では、富良野のラベンダー畑、洞爺湖の絶景、函館の夜景——まだ見ぬ北海道が待っています。

